「いしづち」号から「うずしお」号に乗り換えて徳島駅へ【JR四国バースデイきっぷの旅④】

JR四国高松駅と「ことでん」の高松築港駅は少し離れていますが、それぞれターミナル駅としての役割を果たしています。高松駅からは高徳線の特急「うずしお」号で徳島駅に移動しました。

 

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(高松駅には「うずしお」号と並んで「アンパンマンロッコ」号がいました)

高松駅周辺を散策

 高松駅の乗り換え時間が少しあったので外に出て、高松城跡と、ことでん高松築港駅を見物しました。高松城は近世城郭で最大の海城でしたが、ほとんどの建物は現存せず、いくつかの建物が残るのみです。城跡は玉藻公園として整備されています。今回は早い時間だったのでまだ開いておらず、門まで行くだけにし、高松築港駅に移動しました。

 

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(カーブを曲がって高松築港駅に入線する「ことでん」)

 

玉藻公園高松築港駅はすぐ近くです。玉藻公園高松築港駅よりもJR四国高松駅高松築港駅のほうが離れています。高松築港駅の前は芝生になっており、ここからことでんの電車がよく見えました。ことでんを少し見て、高松駅に戻ります。

 

高松駅から「うずしお」号で徳島駅

 高松駅からは「うずしお」号に乗車します。「うずしお」号は高松駅徳島駅間を結ぶ高徳線の特急列車で、基本的に1時間に1本運転されています。使用車両の大半は2700系気動車ですが、2600系気動車キハ185系で運転されることもあります。編成は2両または3両で、4号のみ5両編成で運転されます。私が乗車した「うずしお」7号は3両編成でした。JR四国の特急列車は自由席の割合が高く、私が乗車した列車も、指定席0.5両、自由席2.5両でした。なので、自由席でも座れないということはありません。買い物や通学など、普段使いが多いという事情を反映してのことだと思われます。

 

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(「2700系「うずしお」号とアンパンマンロッコ)

 

 9:11高松駅発、序盤は高松市の市街地を高架線で抜けていきますが、徐々に郊外っぽい風景に変わっていきます。志度駅を過ぎると田園風景が多くなります。志度駅まではことでんも来ているので、このあたりが通勤圏の境界なのでしょうか。1時間ほどで徳島駅に到着します、10:18徳島駅着。

 

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(徳島駅に留置されているキハ40系)

 

徳島駅には気動車がたくさん留まっています。徳島県は、47都道府県の中で唯一電車が走っていない県として有名です。電車ではなく気動車が走っているというわけです。高知県もJRは気動車がメインですが、路面電車のとさでんが走っています。徳島県には路面電車がないのが痛いですね。普通列車用のキハ40系や、特急列車用のキハ185系が留置されていました。

 

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(徳島駅まで乗車してきた「うずしお」号)