JR四国の高松駅と「ことでん」の高松築港駅は少し離れていますが、それぞれターミナル駅としての役割を果たしています。高松駅からは高徳線の特急「うずしお」号で徳島駅に移動しました。
(高松駅には「うずしお」号と並んで「アンパンマントロッコ」号がいました)
・高松駅周辺を散策
高松駅の乗り換え時間が少しあったので外に出て、高松城跡と、ことでんの高松築港駅を見物しました。高松城は近世城郭で最大の海城でしたが、ほとんどの建物は現存せず、いくつかの建物が残るのみです。城跡は玉藻公園として整備されています。今回は早い時間だったのでまだ開いておらず、門まで行くだけにし、高松築港駅に移動しました。
玉藻公園と高松築港駅はすぐ近くです。玉藻公園と高松築港駅よりもJR四国の高松駅と高松築港駅のほうが離れています。高松築港駅の前は芝生になっており、ここからことでんの電車がよく見えました。ことでんを少し見て、高松駅に戻ります。
高松駅からは「うずしお」号に乗車します。「うずしお」号は高松駅―徳島駅間を結ぶ高徳線の特急列車で、基本的に1時間に1本運転されています。使用車両の大半は2700系気動車ですが、2600系気動車やキハ185系で運転されることもあります。編成は2両または3両で、4号のみ5両編成で運転されます。私が乗車した「うずしお」7号は3両編成でした。JR四国の特急列車は自由席の割合が高く、私が乗車した列車も、指定席0.5両、自由席2.5両でした。なので、自由席でも座れないということはありません。買い物や通学など、普段使いが多いという事情を反映してのことだと思われます。
9:11高松駅発、序盤は高松市の市街地を高架線で抜けていきますが、徐々に郊外っぽい風景に変わっていきます。志度駅を過ぎると田園風景が多くなります。志度駅まではことでんも来ているので、このあたりが通勤圏の境界なのでしょうか。1時間ほどで徳島駅に到着します、10:18徳島駅着。
(徳島駅に留置されているキハ40系)
徳島駅には気動車がたくさん留まっています。徳島県は、47都道府県の中で唯一電車が走っていない県として有名です。電車ではなく気動車が走っているというわけです。高知県もJRは気動車がメインですが、路面電車のとさでんが走っています。徳島県には路面電車がないのが痛いですね。普通列車用のキハ40系や、特急列車用のキハ185系が留置されていました。