早朝の博多駅を出発して関門トンネルをくぐる【青春18きっぷと路線バスで秘境温泉へ①】

博多駅から青春18きっぷを使って山口県を縦断し、島根県有福温泉まで旅行しました。まずは博多駅小倉駅下関駅新山口駅と移動します。

 

(下関駅からは国鉄115系電車に乗車しました)

・まずは九州から本州へ

 541博多駅発の普通列車で、まずは小倉駅を目指します。さすがに朝が早すぎて、クロスシート813系だったこともあり、列車内で熟睡してしまいました。705小倉駅着、眠っている間に着いてしまいました。

 

(目覚めたら小倉駅でした…)

 

下関駅行きの列車に乗り換えます。708小倉駅発、723下関駅着、この区間は間に門司駅をはさんで3駅だけの区間です。下関駅で少し時間があったので、改札外に出て食料を調達します。気軽に改札を出入りできるのは青春18きっぷの良いところですよね。長距離切符であれば自由に途中下車できるので、同じことなのですが。

 

(415系関門トンネルをくぐりました)

 

 下関駅からは黄色い115系に乗車します。下関駅からの山陽本線は基本的に115系で運転されています。742下関駅発、この駅には約20分の滞在でした。乗車した列車は新山口駅行きです。下関駅から新山口駅までは、朝夕の時間帯は30分に1本の運転があります。一方で新山口駅よりも東側に行く場合は1時間に1本の運転なので、旅程を組む際に注意が必要です。青春18キッパー以外は新幹線を利用しますよね(笑)。ちなみに、昼間は下関駅新山口駅間も1時間に1本の運転です。

 

(415系115系)

 

 下関駅からボックスシートを陣取ることができたので、ここでさっき調達したおにぎりを食べました。新山口駅までは約70分なので、おにぎりを食べているとすぐに着いてしまいます。新山口駅851着…のはずだったのですが、新山口駅の手前で倒竹があったとのことで到着が遅れてしまいました…。新山口駅からは、855発の山口線の列車に乗り換えるはずだったのですが、もはやこれには間に合いません。しばらく新山口駅を見物することにしました。

 

(新山口駅には黄色い電車がたくさん)

 

山口県の一大ターミナル新山口駅

 新山口駅に着いた時には、855発の山口線には間に合わない時間だったので、あきらめて一本遅らせることにしました。次の列車は928発、少し時間があるので駅の周りを歩いてみます。

 

(新山口駅は昔は小郡駅でした)

 

 新山口駅には山陽新幹線山陽本線のほかに、山口線宇部線が発着し、その規模はなかなかのものです。以前は小郡駅という名前でしたが、山陽新幹線の「のぞみ」号が停車するようになるタイミングで、山口県の玄関口であることをアピールするために新山口駅に改称しました。実際、山口県庁の最寄り駅は山口線山口駅ですが、乗降客数は新山口駅のほうが多く、こちらが山口県の玄関口と言えます。

 

(山口線の赤い気動車)

 

 駅には山陽本線の黄色い電車のほかに、山口線の赤い気動車が停まっていました。改札口を出た駅前には、真新しいバスターミナルが整備されていました。ここから山口県の各地にバスが出ており、このことからも新山口駅山口県の玄関口であることがわかります。

 

(新山口駅前の広大なバスターミナル)

 

新山口駅はこの辺りの運行の拠点でもあるため、多数の留置線も備えています。私がこの後乗車する「DLやまぐち」号も留置されていました。「DLやまぐち」号には山口駅から乗車します。

 

(新山口駅の車庫で待機する「DLやまぐち」号)

 

 928新山口駅発の気動車に乗って、最初の目的地である山口駅に向かいます。山口線山口駅から先はローカル線の雰囲気が濃くなりますが、新山口駅山口駅間は、新幹線乗換駅と県庁所在地を結んでいることもあり、ほぼ30分に1本の運転があります。単線非電化のローカル線としては、なかなかの運転頻度なのではないでしょうか。また、山口線には山陰本線に直通する特急「スーパーおき」号も走っています。新山口駅山口駅間は「スーパーおき」号で15分ほどですが、私は青春18きっぷでの利用なので普通列車で移動し、山口駅には953着、25分間の乗車でした。

 

(山口線では4両編成が走ることもあるようです)