博多バスターミナルを出て大濠公園へ【100円で行く福岡市内バスの旅②】

「100円で行く福岡市内バスの旅」は博多バスターミナルから出発し、まずは大濠公園に向かいました。

 

(福岡市民憩いの場である大濠公園)

 

博多バスターミナルから大濠公園

 博多バスターミナルJR博多駅に直結したバスターミナルです。1階には福岡市近郊を走る一般路線バス、3階には高速バスが発着します。2階は降車場、その他の階は商業施設になっています。高速バスと路線バスが同じ建物から発着しており、高速バスで遠方から福岡に来た方にもわかりやすいですね。今回は1階から発着する路線バスのみを利用します。

 

(博多バスターミナルは多くの人でにぎわっています)

 

 博多バスターミナルは中央部に待ち合い場があり、両側に各路線のバスが発着する造りになっています。乗り場がたくさんあって迷ってしまいそうですが、案内に従って並んでいれば大丈夫です。「にしてつバスアプリ」で大濠公園を行先に設定すると、32系統「大濠公園」行きが候補に出てきたので、それに従うことにします。「大濠公園」方面のバスは全て3番乗り場から出るようなので、そこに並びます。

 

(フルスクリーン式のホームドアがあり安全対策もばっちりな博多バスターミナル)

 

3番乗り場の利用者はそれほどいないらしく空いていましたが、他の乗り場にはたくさんの人が並んでいました。活気があって素晴らしいですね…!「大濠公園」行きは全て3番乗り場から出るようですが、大濠公園に行くには他のバス停から行く方法もあり、こちらは違う乗り場から出る場合もあるので注意が必要です。「にしてつバスアプリ」で行先を設定する際には、バス停としての「大濠公園」とスポットとしての大濠公園を選択できますので、利用する際はうまく使い分けましょう。

 

(福岡市中心部を走りながらもガラガラな車内)

 

 922博多バスターミナル発の32系統「大濠公園」行きに乗車します。このバスは、博多バスターミナルで多くの乗客が降り、かなり空いていました。32系統は志免・宇美方面から来るバスなので、そちらから博多に向かう需要が大きいのでしょうね。

 32系統「大濠公園」行きのバスは、博多バスターミナルを出ると、昭和通り経由で大濠公園に向かいます。昭和通りは地下鉄空港線のすぐ北を走っているとおりであり、天神付近も通りますが、天神に向かう乗客も数えるほどで、ずっとガラガラの状態で「大濠公園」に着きました。博多―天神間のバスは多数運行されており、また、博多バスターミナルでは天神方面は2番乗り場と案内されているので、天神に行きたい人はそちらを利用しているのかもしれません。いずれにしても、博多から大濠公園まで快適なバスの旅を楽しむことができました。946大濠公園」着。

 

大濠公園を散策

 大濠公園は元々は福岡城の外堀で、現在は県営の都市公園として整備されています。池を取り囲むように歩道・ランニングコースがあり、また、中央部には島が連なっており、橋で連結されているので池の中央部をショートカットすることもできます。現在の大濠公園は福岡市民の憩いの場になっており、私が訪れた時も駐車場に入る車の列ができていました。

 

(県営大濠公園)

 

ちょうど桜が満開の時だったので、花見に訪れる人がたくさんいたのかもしれません。このような大きな池がある公園は、人間だけでなく水鳥の憩いの場でもあります。この日は多くのカモ類を見ることができました。大濠公園の鳥たちは人に慣れているようで、他の場所にいる鳥たちよりも近寄って写真を撮ることができました。

 

(カルガモとの距離が近すぎる気が…)

 

 大濠公園には、日本庭園、能楽堂、美術館なども整備されています。福岡市美術館は「福岡市内1日フリー乗車券」の提示で常設展が200円のところ150円になってお得なので、ここに入ることにしました。この割引は、100円で買った「福岡市内1日フリー乗車券」でも受けることができました。どれだけ得するんだって感じですね。

 

(福岡市美術館現代アート作品)

 

 福岡市美術館の作品は、絵画作品などの撮影は禁止ですが、一部のアート作品の撮影は可能です。また、古美術作品は撮影可でした。おおまかに絵画作品は撮影NG、彫刻・立体作品は撮影OKとなっているようです。福岡市美術館は常設展が通常料金200円と安いにもかかわらずコレクションが充実しており、たっぷり90分滞在してしまいました…。これにプラス特別展も開催されており、いようと思えばいくらでも滞在できそうです。

 

(彫刻作品は撮影可でした)