大容量の連節バスBRTで天神から博多に移動【100円で行く福岡市内バスの旅⑤】

西鉄バスが連節バスを使って運行しているBRT「Fukuoka BRT」は博多、天神、博多港エリアを結んでおり、このバス自体が一つの観光名所です!15分間隔のダイヤ設定で、乗り慣れていない方にもわかりやすいです。

 

(博多駅前のバス停に停車する「Fukuoka BRT」)

 

・福岡名物連節バス (Fukuoka BRT) に乗って博多へ

 西鉄バスであふれている福岡市の都心部ですが、その中でもひときわ目立つバスがあります。全長 18 m 130人乗りの連節バスがそれで、Fukuoka BRTと銘打たれています。BRT とは Bus Rapid Transit の略で、日本語ではバス高速輸送システムと訳されています。BRTに明確な定義があるわけではありませんが、一般的には「バス専用レーンを用いるなどすることで、速達性・定時性・輸送能力に優れたバスをベースとした公共交通システム」とされています。国土交通省では、BRTを「連節バス、公共車両優先システム、バス専用道、バスレーン等を組み合わせることで、速達性・定時性の確保や輸送能力の増大が可能となる高次の機能を備えたバスシステム」と定義しています。

 

(西鉄バスのBRTは連節バスでほかの車両と違うので、多数走っているバスの中でも目立ちます)

 

 西鉄バスBRTは、専用レーンこそありませんが、連節バスを使用することで大量輸送を可能にしています。また、一部のバス停はBRT専用になっており、利用者からみて、どこからBRTが出るのかわかりやすいようになっています。西鉄バスBRTは、博多、天神、博多港国際ターミナルを中心とするウォーターフロント地区を循環運行しています。また、基本的に15分間隔の運行に統一されており、わかりやすいダイヤ設定になっています。

 

(天神から博多方面のBRTは「7Cソラリアステージ前」から出ます)

 

 天神から博多に移動して今回の旅も終了です。天神―博多間のバスには複数の系統がありますが、一般路線バスはどれもすごく混んでいました。時間帯の問題もあったのでしょうか。15分に1本の運転で、定員も多いことから積み残しも発生しにくい Fukuoka BRT を待つことにします!天神のBRT停留所は「ソラリアステージC」になっています。BRTは循環運行で、内回りと外回りがありますが、天神から博多に行く場合は内回りに乗りましょう。内回りのBRT停留所が「ソラリアステージC」、外回りは「ソラリアステージA」です。「ソラリアステージC1824発のBRT博多駅に向かいます。「ソラリアステージC」にはBRT以外のバスも発着するので注意しましょう。とはいうものの、見た目で区別がつくはずです。

 

(博多バスターミナルに着くころにはすっかり夕方になっていました)

 

博多側の停留所である「博多駅A」には1840に到着するダイヤでしたが、少し早めに着いたようです。停留所で時間調整をしていました。「博多駅A」は博多駅バスターミナルの外にあるバス停ですが、ターミナルまで歩いてすぐのところにあります。朝ここから出発したのが懐かしいですね。