元成田エクスプレスの特急「スノーモンキー」に乗車、善行寺参りへ【週末パスで行く関東甲信越周遊旅行④】

湯田中駅を早朝に出発し、元成田エクスプレス車両を使用した特急「スノーモンキー」に乗車して再び長野駅に戻ります。途中、朝活欲 (笑) が出てきて善行寺参りをすることにしました。

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(特急「スノーモンキー」、がっつり「NER」と書いてます…)

 ・湯田中駅から再び長野駅

 翌朝は6時台に起きました。素泊まりプランだったので、朝食は宿を出て、湯田中駅で食べます。ホットだと思って買ったカフェラテがアイスでテンションが下がりました…。昨晩は夜だったので景色が見えませんでしたが、朝の湯田中駅は山がきれいでした。

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(信州の山並みは美しい)

 

 7:16湯田中発の列車で信州中野駅まで向かいます。この区間は勾配が急で、山をどんどん下りていきます。ここでも、昨晩は気づかなかったきれいな車窓に見とれてしまいました。所々に果樹園のような、整然と木が並んでいる土地がありましたが、これはリンゴ畑でしょうか。

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(並んでいる木はリンゴ畑でしょうか)

 

 7:32信州中野駅着、ここで、元成田エクスプレス車両の特急「スノーモンキー」に乗り換えです。スノーモンキーとはニホンザルのことですが、温泉に入るニホンサルにちなんで名付けられたそうです。ちなみに、元小田急HiSE車両の特急は「ゆけむり」と名付けられており、どちらも温泉にちなんだ名前で親しまれています。

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(特急券湯田中駅で買いました、硬券タイプ!)

 

 長野電鉄に譲渡された元成田エクスプレス253系は2編成6両あり、一方は元の塗装のままで、もう一方は長野電鉄オリジナル塗装となっています。今回はオリジナル塗装の編成に乗車しました。側面には「スノーモンキー」のロゴが張られており、オリジナル感が出ていますが、内装は元の253系の面影を残しており、個室もそのまま残っていて、追加料金を払えば利用することができます。

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(側面には「スノーモンキー」のロゴが貼られています)


 7:35信州中野駅発、特急からの車窓も美しく、昨晩見えなかったのがもったいないと思うぐらいでした。特急列車なので途中駅を軽快に飛ばしていきます。と思っていたのですが、長野駅に近づくにつれて、前の列車が詰まっているのか、ゆっくりと走るようになりました。

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(特急からの眺めもきれいです)

 

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(もう一方の編成の2100系、こちらはJR塗装のままらしいです)

 

長野駅まで「スノーモンキー」を乗りとおすつもりだったのですが、「善光寺を見る時間があるのでは?」と思いついて、途中の本郷駅で降り、急遽善行寺参りをすることにしました。

 善光寺は、言わずもがなですが、江戸時代には「一生に一度は善行寺参り」と言われたほど信仰を集めたお寺で、仏教が諸派に分かれる前から存在していることから無宗派とされています。長野の街は善行寺の門前町として発展しました。

 長野電鉄善光寺の最寄は善光寺下駅ですが、本郷駅からも歩いていけない距離ではありません。なにより善光寺下には特急が停まりませんが、本郷駅は特急の停車駅でした。市街地の商店街を抜けると立派な参道に出ます。これをまっすぐ行けば善光寺です。

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(善光寺の立派な門)

 

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(もう一度立派な門をくぐります)

 

 善光寺は、本堂も公開されていたのですが、時間が限られていたので今回はお参りだけにしました。そこまででも立派な門をいくつもくぐって、善光寺がいかに立派かが伝わりました。善光寺に参拝後は善光寺下駅から再び長野電鉄に乗って長野駅に向かいます。善光寺下駅は、入線する車両もあいまって地下鉄の雰囲気が強いです。地下鉄のような電車に乗って長野駅へ。ここからは再びJR線に戻り、飯山線に乗車します。

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(善行寺本堂)

 

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(善光寺下駅は地下鉄そのもの)