この日は早朝5:30に起床し、境港から安来に向かいました。安来では足立美術館を見学しました。午後は松江に移動し、松江城下を散策しました。境港→米子→安来→松江と、こまめな移動が続きます。
(米子―安来間の特急「スーパーまつかぜ」1号は「いわみキャラクタートレイン」で運行されていました)
・早朝の境港→米子→安来
この日は5:30に起床しました。境港から米子に戻る必要があったためです。境港には境線に乗るために訪れたようなものですね。「鬼太郎列車」や「水木しげるロード」が思った以上に気合が入っていて大満足でした。次に境港を訪れる際には「水木しげる記念館」など他の施設も訪れてみたいです。境港発の列車は7:13だったのですが、早めに6:30に宿を出ました。駅までの途中で朝食を調達したかったのですが、コンビニが駅の反対側にしかないというレクチャーを宿の方から受けていたためです。余談ですが、宿の方にはコンビニの情報の他、境港の観光名所についてなど丁寧にレクチャーしていただき、とても感謝しています。駅の反対側のコンビニで朝食を買って、境港駅へ。
(境港駅前の踏切から米子方面を望む。踏切内で立ち止まるのは厳禁なので、歩きながら撮影しましたがピントはばっちり、さすがオリンパスが誇る手振れ補正です)
(これから乗車する「鬼太郎列車」とキハ47の混結4両編成。手前から3両目が鬼太郎列車です)
(境港駅では妖怪たちがくつろいでします)
乗車する列車は「鬼太郎列車」とキハ47の混合4両編成でした。ちなみに「鬼太郎列車」はキハ40です。昨日のってきたのが1両編成だったので、4両編成には驚きました。通勤・通学対策で増結しているのでしょうか。
7:13境港発。混むかと思いましたが、1つのボックスに1人ぐらいの乗車率で、私もボックス1つを占領し、コンビニで買ったフランクフルトとサンドイッチをいただきました。朝食を食べると強烈な眠気が襲ってきて、ずっと爆睡し、気づいたら終点の米子でした。眼が覚めるとそれなりの乗車率で、私のボックスも4席とも埋まっていました。通勤・通学ラッシュのところ観光客がいびきをかいて申し訳ありません…。8:08米子着。余談ですが、米子駅には水戸岡鋭治氏デザインの京都丹後鉄道の観光列車「丹後の海」が来ていました。後で調べてみると、定期検査のために、ときどき境線の後藤総合車両所まで来るようです。
(米子駅に停まっていた「丹後の海」。寝起きにとっさに撮ったので露出過剰になっています)
8:11米子発。安来まで1駅だけ特急「スーパーまつかぜ」1号に乗ります。「青春18きっぷ」とは異なり、「山陰めぐりパス」は特急にも自由に乗ることができ、とても便利です。特に山陰本線は普通列車の本数が少ないので特急に乗車できるのは大きいですね。やってきた列車は「いわみキャラクタートレイン」で、側面に「しまねっこ」がプリントされていました。「山陰デスティネーションキャンペーン」にあわせて走っているのでしょうか。「しまねっこ」は言うまでもないことですが島根県のゆるキャラです。「ゆるキャラグランプリ」では2016年まで5年連続トップ10入りを果たしていましたが、2017年は入賞を逃したようです。ちなみに「ゆるキャラグランプリ」結果発表は毎年11月に行われるようです。
(「しまねっこ」の表情にはバリエーションがあるようです)
8:19安来着。安来駅は最近改装されたようで、木のぬくもりが伝わってくるような雰囲気でした。安来駅にはドジョウがいました。ドジョウだけでなく「ドジョウすくい」をおどる「あらエッサくん」もいました。安来が、「安来節とはがねの町」であることをアピールしています。また、駅では自転車を借りることができるようです。
(安来駅ではドジョウがお出迎え)
(安来駅は改築されたようです。内装は木が多用されており、いい雰囲気です)
(ドジョウと「ドジョウすくい」を踊る「あらエッサくん」)
(安来駅では自転車を借りることもできます)
(尼子氏再興のために奔走した山中鹿介、大河ドラマには取り上げられるのでしょうか)
・足立美術館を見学
安来駅から安来美術館へは無料のシャトルバスが出ており、8:50発のバスに乗る予定でしたが…、なんとお客さんが多く、積み残されてしまいました。しかたなく駅前で30分待って、9:20発のバスで足立美術館へ。このバスに乗る際は早めに並んでおきましょう。
(安来美術館)
10時前に足立美術館に着きました。足立美術館は地元出身の実業家である足立全康が創設した美術館で、「庭園の美術館」として有名です。また、「富士山の画家」である横山大観の作品を約120点保有するほか、多数の日本画を所蔵しており、日本画の美術館としても楽しむことができます。日本画は近代画壇の作品から現代アートまで収集していて、とてもボリュームがありました (絵画作品の撮影は禁止なので写真は庭園のみですが)。順路は、庭園を眺めながら絵画や工芸品の展示室を進むように考えられており、「庭園もまた一幅の絵画である」という創設者 足立全康の思想が体現されています!庭園が「一幅の絵画」であることは吉永小百合さんの某大型テレビのCMでも見て取れますね。
(「庭園もまた、一幅の絵画である」)
(足立美術館の庭園は評判通り見事なものでした)
12時ごろに美術館を出て「安来苑」というところでドジョウ料理を食べる予定でしたが…、ツアーの団体さんが入っていて断念しました。今日は予定通りにいかないことが多いようです。次の目的地である松江で昼食にすることにして、12:00美術館発のバスで安来駅に向かいます。12:20安来着。12:26発の「やくも」7号で松江に向かいました。381系の自然振り子に揺られて松江に向かいます。12:41松江着。朝の「スーパーまつかぜ」に続いて一区間の乗車です。