四国水族館を見物【JR四国バースデイきっぷの旅⑧】

四国水族館は2020年に開館した水族館で、2021年9月現在、日本で最も新しい水族館です。ゴールデンウィークや夏休み期間には21時まで開館時間が延長されており、ちょうど夕方に行われるイルカショーは、瀬戸内海に沈む夕日をバックにイルカの姿が見られて感動的です。

 

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(瀬戸内海の夕日をバックにジャンプするイルカたち)

・四国水族館へ

 多度津駅からは、特急列車に乗って宇多津駅に移動します。「しおかぜ」号のほうに乗ったか「いしづち」号のほうに乗ったか忘れてしまいましたが、宇多津駅までは併結運転なので同じことです。宇多津駅には始めておりましたが、コンコースにも魚のイラストが描かれており、四国水族館をPRしているようです。

 

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(駅のコンコースには魚のイラスト!)

 

 四国水族館は2020年に開館した、2021年時点で日本で最も新しい水族館です。何をもって「水族館」とするか、定義はあいまいですが、四国にはこれまで本格的な水族館がなかったため、四国で唯一の、都会の人々がイメージするようないわゆる「水族館」でもあります (愛媛県松野町の「おさかな館」、高知県土佐清水市の「足摺海洋館SATOUMI」、高知県室戸市の「むろと廃校水族館」、高知市の「桂浜水族館」など、四国にも魅力的な水族館は多数あります)。

 

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(四国水族館には多数のスポンサーがついています)

 

 四国水族館の営業時間は、通常は9時―18時ですが、ゴールデンウィークと夏休み期間中は9時―21時までに延長されます。今回は、ちょうど延長期間にあたっていましたので、「四国まんなか千年ものがたり」号乗車後でも見て回れるということで、行ってみることにしました。

 

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(宇多津臨海公園からは瀬戸大橋も見えます)

 

 四国水族館は宇多津臨海公園の一角にあり、館内から瀬戸内海を見渡すことができます。早速入館します。料金は大人2,200円です。延長期間中の目玉は何といってもイルカショーです。この期間中はイルカショーが夕方に追加で行われ、時間が合えば瀬戸内海に沈む夕日を背景にイルカショーを楽しむことができます。これには多くの観客が集まっていました。イルカショー終了後は飼育員さんがイルカのトレーニングを行っており、夕日をバックにこれを観察できるのも四国水族館ならではです。

 

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(夕日をバックにジャンプするイルカは圧巻です)

 

 四国水族館は四国を囲む太平洋、瀬戸内海、また、四国を流れる清流をテーマにした水族館であり、屋内の展示も主に3つに分かれています。大水槽には「綿津見 (わたつみ) の景」として太平洋が再現されていました。

 

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(綿津見の景)

 

四国ならではの展示としては、宇和海のアコヤ貝 (真珠貝) の養殖を再現した水槽がありました。1階が海水ゾーン、2階が淡水ゾーンになっていたのですが、2回は屋外部分が多く、2階に行くころには夜になっていたので淡水ゾーンの写真はうまく撮れませんでした…。実際に足を運んだ際のお楽しみにしておいてください…。

 

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(2階にも興味深い絵がありました)

 

 閉館ぎりぎりまで粘って四国水族館を後にし、宿に戻りました。宇多津駅から新居浜駅までは特急「しおかぜ・いしづち」号で1時間ほどです。