GWの鳴門は観光客でにぎわい、バスのダイヤは乱れていたのでした。そのおかげで特急列車を1本逃しましたが、特急列車自由席乗り放題の「10連休四国満喫きっぷ」のおかげで無事に旅程を消化することができました。
(「10連休四国満喫きっぷ」には最後までお世話になりました)
・旅の終わりで焦る…、鳴門→徳島→高松→岡山
渦潮をたっぷり見て、満足してバスで鳴門駅に戻りました。ところが、バスが遅れていたようで (GWで観光客が多すぎたための遅延のようなので、当事者としては何も言えません…)、予定していた鳴門線の列車を逃してしまいました。鳴門線は単線で40分に1本程度なので、ここで乗り遅れると後がつらいです。どうしようもないので駅の隣のドラッグストアでお菓子を買い、駅前のたこ焼き屋さんでたこ焼きを買いました。
(鳴門駅から乗車したキハ40系、ラッシュ時のためか2両編成でやってきました)
本来は池谷駅で特急「うずしお」に乗り換えて高松まで戻る予定だったのですが、1本遅れると徳島駅まで行って乗り換えられるダイヤだったのでそうすることにしました。これによって、今回の旅行で内子線以外のJR四国前線を乗りつぶしたことになります。ああ満足満足。鳴門駅から徳島駅まではキハ40系で移動します。1500系気動車もいいですが、やはりキハ40系に乗ると旅情を感じますね。
(吉野川の夕焼けがとても美しかったです)
途中、勝瑞駅で特急の通過待ちがあったので、夕暮れのキハ40系を撮影しました。ちなみに、この後乗車するのはここで追い抜かれた列車の折り返しです。
(キハ40系は暗闇によく映えます)
徳島駅から特急「うずしお」号に乗車。今日は「うずしお」三昧の1日でした。「うずしお」号の車内ではたこ焼きを食べて過ごしました。徳島駅から高松駅までは1時間強。高松駅に着くとすっかり暗くなっていました。高松駅からは快速「マリンライナー」に乗車。
(マリンライナーは20分から30分に1本の高頻度で運転されています)
「マリンライナー」は特急「うずしお」号からの乗り換え客を待って、程よいタイミングで発車します。高松駅から岡山駅までも1時間ほどです。高徳線と瀬戸大橋線はJR四国の中でも運転本数の多い路線なので何とかなりました。また、特急に乗り放題の切符を持っていたことも大きく幸いしました。持っていたのが「10連休四国満喫きっぷ」ではなく、「青春18きっぷ」とかなら、完全の「詰み」でした…。というわけで、最後になって特急同士がネットワークを形成している四国の鉄道事情を実感することができ、四国を満喫した4日間でした。