御殿場駅でD52鑑賞、御殿場→国府津→品川へ【青春18きっぷで大津→東京東海道線 (旧線) の旅②】

御殿場駅で途中下車し、周辺を散策しました。国府津駅東海道線に復帰し、グリーン車で東京まで移動しました。

 

御殿場駅周辺を散策

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(JR東海313系小田急MSEが並ぶとなんだか不思議な風景ですね、地元の方にとっては日常風景なのでしょうが)

 

御殿場駅にはJRの車両だけでなく、小田急60000形電車 (MSE) も停まっていました。MSE とは Multi Super Express の略だそうです。東京メトロ千代田線にも入線するので Metro の意味も込められているかもしれません。この日は MSE が複数編成停まっていました。年末年始の繁忙期だからなのか、日中は御殿場駅で待機するのが普通なのかよくわかりません。

御殿場駅みどりの窓口では、MSE の指定券を買おうとしているお客さんが駅員さんともめていました。みどりの窓口では MSE の指定券や小田急線内のきっぷは発券できないようです。

 

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(新橋浅間神社の鳥居)

 

駅から歩いて10分程度のところに浅間神社があるということなので行ってみることにしました。浅間神社というと富士山を祭る神社ということになるそうです。御殿場駅近くの浅間神社は、新橋浅間神社という名前で、源頼朝が創建したとも言われている歴史ある神社です。なるほど、建物の合間から富士山の姿を見ることができました。昔はもっとはっきりと見えたのでしょう。境内の公民館 (兼 社務所) で御朱印をもらえると聞いていたのですが、残念ながらこの日はお休みでした。年末年始あるあるですね…。神社にお参りをして駅前に戻ります。

 

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(赤間神社境内の池にはコイが悠然と泳いでいました)

 

御殿場駅の駅前には「ポッポ広場」が整備されており、SL D52 が1両展示されています。D52形蒸気機関車は、D51の後継として、幹線の貨物牽引用に設計された機関車です。一方で、製造前に太平洋戦争を迎えたため、「走ればよい」という戦時設計が取り入れられ、設計上は高出力でありながら、実際には本来の出力を発揮できない機関車が多くありました。御殿場線には戦後になってから転属し、高出力を生かして急勾配を登り、貨物列車や旅客列車を牽引しました。

ポッポ広場のD52 は運転台に上れるようになっており、中を観察することができました。様々な角度から写真を撮っていると、予定の列車の時刻が近づいてきたので、御殿場駅に戻ることにしました。

 

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 (ポッポ広場に展示されているD52)

 

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(D52は黒光りする車体が頼もしいです)

 

・御殿場→国府津→品川

 16:22御殿場駅発。乗車したのはまたもや313系電車でしたが、今回の編成はワンマン運転に対応しているほか、座席が一部ボックスシートになっていました。ボックスシート東海道本線313系では見られないので、はじめてお目にかかりました。車内は満杯で、私も国府津駅まで立って移動しました。17:14国府津駅着。

 国府津駅では5分の乗り換えです。ここから東海道線の普通電車に乗れば、あとは品川まで一気に移動できます。また、グリーン車を連結しているので、快適に過ごすことができます。今回もグリーン車を利用しようと、ホーム上のグリーン席券売機でSUICAに書き込みをしました。17:19国府津駅発、列車に乗ってみると、なんとグリーン車満席になっていました。通勤ラッシュ時は満席になることもあると聞いていましたが、私は帰省のときぐらいにしか利用しないので、実際に満席のグリーン車に遭遇するのは初めての経験でした。

 

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(今回のグリーン席はほぼ満席状態でした)

 

 仕方なくデッキに立っていましたが、茅ケ崎駅で運よく座席を確保することができました。このようなときはやはり、始発駅から乗って確実に座席を確保するのがよさそうです。リクライニングシートで旅の疲れを癒し、18:21品川駅着。ここから山手線に乗り換えて、自宅に帰りました。