真岡鉄道と水戸線、東北本線を乗り継いで東京駅へ【休日おでかけパス境界駅の旅⑦】

真岡駅から下館駅まで乗った真岡鉄道気動車は軽快な走りで、往路の客車列車よりも短い所要時間で移動することができました。小山駅からはグリーン車に乗車し、乗車時間の長さを感じさせない移動でした。

 

(真岡駅に停車する普通列車と車庫に入った客車)

 

 

気動車下館駅に戻る

 SLキューロク館を一通り見て、下館駅まで戻ることにします。真岡駅SLをかたどった駅舎で、関東の駅百選に選ばれています。

 

(まだ日が高い時に撮った真岡駅舎、夕暮れ時のショットは前の記事へ)

 

夕闇に浮かび上がる真岡駅舎は良い眺めです。真岡駅には情報センターが併設されており、SLの情報を収集したり、転車台の様子を観察したりすることができます。この日はすでに暗かったのでそのを眺めることはできませんでしたが…。改札口の自動券売機で切符を買って、ホームに入りました。特に検札されなかったので大丈夫なのだろうかと思ったのですが、検札は列車の中で行うようです。ちなみに、真岡駅は、西口を東口を結ぶ自由通路から改札口を通らずにホームに出られる構造になっていますが、これも改札口ではなく列車内で検札するので問題ないようです。

 

(真岡鉄道だけに「モオカ14形」って面白いですね)

 

 ホームには真岡鉄道気動車「モオカ14形」が停まっていました。真岡駅1725発、真岡駅には約1時間滞在したことになります。真岡鉄道は全線が非電化で、気動車により運転されています。「SLもおか」号のみが蒸気機関車、臨時の6103列車のみがディーゼル機関車による運転です。モオカ14気動車は、当たり前ですがSLに比べると高性能であり、各駅に停車しながらも快調に走ります。1748下館駅着、往路よりも短い所領時間でした。

 

(下館駅に戻ってきました、真岡鉄道の駅舎はJRのホーム上にあります)

 

東北本線で東京駅へ

 下館駅からは水戸線に乗り換えです。ホームではたくさんの人が列車を待っていました。この時間は利用者が多いようです。小山駅行きの列車が入線する前に、反対方向の常磐線直通勝田駅行きの列車が入線します。

 

(下館駅に入線する水戸方面の電車)

 

やはり下館駅で行き違いを行うようです。小山駅まではロングシート1席を確保して座って移動、1822小山駅着です。

 

(小山駅に到着)

 

 小山駅の商業施設では、各店舗で夜の安売りセールが開催されていました。いくつか物色して、3割引きのパンを買って、今日の夕食とすることにしました。小山駅からは東北本線に乗り換えです。テーブルを使いたかったのでグリーン券を買ってグリーン車に乗車します。小山駅1900発、この時間の上り列車なので、15両編成の列車は普通車もグリーン車もガラガラでした。おかげでほかの方に気兼ねせずにパンを食べることができました。東京駅2030着、90分間の快適な旅路でした。

 

(小山駅からはグリーン車に乗車しました)