太刀洗飛行場跡地に作られたキリンビール福岡工場と、飛行場の歴史を展示している太刀洗平和記念館を見学しました。

・キリンビール福岡工場見学ツアー
キリンビール福岡工場では、毎日工場見学ツアーが開催されています。キリンビール福岡工場は大刀洗飛行場の跡地にあり、太刀洗の歴史を知る上でも絶好のスポットと言えるでしょう。キリンビール福岡工場には、太刀洗駅から徒歩10分ほどで着きます。一般人には入りづらい雰囲気ですが、問題なく入ることができます (企業の工場の中では、キリンビール福岡工場は入りやすい部類だと思います!)。

(ビール工場に潜入!)
工場見学ツアーでは、ビールの製法について工場の施設を見学しながら学ぶことができます。内部は見学路が整備されていて、一般人でも安全にわかりやすく見て回ることができます。それのみならず、ビール製造にちなんだ様々なことを体験することができます。特に、ビール製造の途中の状態である麦汁の試飲は、ビール工場ならではの体験だと思います。

(麦汁を試飲)
また、ツアーの最後には、キリンビールを試飲することができます。単純に試飲するのではなく、プロの方にビールを注いでもらって、絶妙なビールと泡のバランスを楽しむことができます。ツアー参加者のほとんどは、これがお目当てなのではないでしょうか笑。

(思わす写真撮影前に飲んでしまったビール)
私が参加したときは、3種類のビールを飲み比べさせてもらいました。これだけの体験をさせてもらって500円はかなりお得ですね!キリンビールが好きになってしまいます!

(飲み比べもしました!)
ビールを3杯も飲むとすっかり酔っ払ってしまいます…。工場の隣では、ちょうどコスモスが見ごろであり、イベントが開催されていたので、こちらで休憩して酔いを醒まさせてもらいました。

(コスモスを見て酔い醒まし)
・太刀洗平和記念館を見学
太刀洗駅の駅前には、太刀洗平和記念館があります。こちらは筑前町の施設で、大刀洗飛行場や太刀洗の歴史について学ぶことができます。また、戦闘機やヘリコプターの実物が展示してあり、これらもなかなかの迫力です。ちなみに、「西鉄キリンガーデンクーポン」を提示すれば、100円引きで入場することができます。もともと600円とかなり安い価格で入城できるのに、さらに割り引いてもらってよいのでしょうか。

(前翼型が特徴の震電)
施設内では展示の撮影はNGですが、機体の撮影は可とのことでした。特に、太刀洗平和記念館に展示されている零式艦上戦闘機 (ゼロ戦) は三二式とよばれるもので、この型はこの1機のみしか現存していないとのことです。主翼が角型である点が特徴です。

また、最近注目されているのが震電でしょう。こちらはレプリカで、映画「ゴジラ-1.0」の撮影のために制作されたものを購入したそうです。震電は前翼型という独特の形状をしており、お尻にプロペラが付いています。

震電は局地戦闘機として、第二次大戦末期にB29の迎撃用として設計され、大刀洗飛行場での飛行を目指して制作されていました。しかし、試験飛行前に大刀洗飛行場が空襲を受けて、1号機の試験飛行は現在の福岡空港で行われました。
太刀洗平和記念館ではそのほかにも大刀洗飛行場に関する展示がたくさんあったのですが、撮影NGとのことで詳述は控えます。
・甘鉄で基山駅に移動
再び太刀洗駅から甘木鉄道に乗車します。甘木鉄道は、ラッシュ時の一部2両編成の便を除いて単行の気動車で運転されますが、すべて異なる塗装が施されているので、見ていて面白いです。「甘鉄」という愛称もかわいらしい響きですね!

(帰りの甘鉄はピンク色)
往路と同じく松崎駅で対向列車と行き違います。15分または30分間隔のパターンダイヤなので、行き違い駅もパターン化されているようです。ここまで「キリンガーデンクーポン」を利用しているかのような書き方でしたが、今回は旅程の都合上基山駅まで向かうので、そうではありませんでした。

(松崎駅で行き違い)
「キリンガーデンクーポン」を利用している場合は小郡駅で降りて、西鉄大牟田線に乗り換えましょう。クーポンに含まれない区間に乗車する場合は、その区間の運賃を支払う必要があります。

(JR鹿児島本線と並びます)
小郡駅を過ぎると、すぐに基山駅に着きます。基山駅では、JR鹿児島本線の線路と並んで停車します。甘木鉄道がもともと国鉄甘木線だったことを感じさせる風景ですね。甘木鉄道の車両は第三セクター鉄道化された後に更新されたもので、国鉄甘木線時代はキハ40系が運用されていました。

(甘鉄と鹿児島本線)