「海洋堂スペースファクトリーなんこく」でフィギュアとジオラマに浸ってきました。
(「海洋堂スペースファクトリーなんこく」にあった空想世界のジオラマ)
・「海洋堂スペースファクトリーなんこく」へ
後免駅で降りて、今回の旅行最初の目的地に移動します。目的地は「海洋堂スペースファクトリーなんこく」です。後免駅から伸びる広い道を歩くと、路面電車の軌道が敷かれた道路に突き当たるので、これに沿って歩きます。駅から10分も歩くと、「海洋堂スペースファクトリーなんこく」が見えてきます。
「海洋堂スペースファクトリーなんこく」は、南国市が設置した施設ですが、指定管理者として株式会社海洋堂高知が運営しています。海洋堂は知る人ぞ知るフィギアの会社で、数々のリアルなフィギアを手掛けています。株式会社海洋堂の施設としては高知県黒潮町の海洋堂ホビー館四万十と海洋堂かっぱ館がありますが、「海洋堂スペースファクトリーなんこく」は海洋堂の新工場建設構想と南国市の街づくり施設構想が結びついて誕生しました。
(フィギュアの聖地にやってきました)
したがって、「海洋堂スペースファクトリーなんこく」は海洋堂のフィギアを作る工場でありながら、観光客などがフィギアづくり体験をすることもでき、地域の催し物の会場として利用することもできます。外観は宇宙船をイメージしたものになっており、周囲からはとても目立ちます。近くまで行けば迷うことはないでしょう。
(マニア憧れのスコープドッグ)
「海洋堂スペースファクトリーなんこく」の1階は工場見学エリア・展示エリア、2階は物販エリアとなっており、この部分は無料で入ることができます。特に1階には様々なフィギアが展示されており、海洋堂によるリアルなつくりのフィギアを見ることができます。ジオラマセットもあり、ロボット好きや生き物好きにはたまらない空間になっています。
(カワセミのペア)
2階には後免町を再現したジオラマがありました。「ごめん」の由来についても解説があり、新田開発のときに税や諸役が免除されたことから「後免町」と言われるようになったそうです。町の由来がジオラマとともに解説されているなんて、いかにも自治体の施設っぽいですね。
(「アンパン」のジオラマ)
3階では2025年度上期のNHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」についての企画展が開催されていました。「あんぱん」セットのジオラマや本編で使用された衣装の展示などもあり、「あんぱん」好きには贅沢な展示になっているようです。
(「あんぱん」の企画展)