「36ぷらす3」「緑の路」ルートに乗車【1泊2日JR九州周回の旅⑬】

「36ぷらす3」「緑の路」ルートは宮崎空港駅別府駅間のルートです。序盤は日南海岸を快走するので、その間に車内を見て回り、ビュッフェで買い物するなどしました。

 

(ブラックでカッコいい787系「36ぷらす3」編成)

・「36ぷらす3」に乗車

 毎週土曜日に運転される「36ぷらす3」の「緑の路」ルートでは、宮崎駅1151に出発します。「緑の路」は宮崎駅ではなく宮崎空港駅が始発なので、宮崎駅には短時間停車するだけです。「あみーろーど」のお店でゆっくり昼食をとっていた私は宮崎駅に着くのがぎりぎりになり、「36ぷらす3」には駆け込み乗車のようになってしまいました…。「36ぷらす3」に駆け込み乗車するような品のない客はそういないでしょう(笑)。また、駆け込み乗車は危険なのでやめましょう!

 

(「緑の路」で配布されるもの一式)

 

 私が乗車した6号車はお座敷タイプの車両で、車端部で靴を脱いで上がります。カーペット敷きの車内で靴を脱いでくつろげるので、特別な雰囲気を味わうことができます。ちなみに、個室タイプでは1号車がお座敷車両になっています。編成の両端にお座敷車両を配置して、中間車を靴で移動しやすいようにしているのでしょうか。

 宮崎駅を出発するとアテンダントさんが車内販売メニュー、旅のしおり、記念乗車証、シールを持ってきてくれます。シールは「36ぷらす3」の乗客であるという目印のためのものだそうです。途中の特別停車で、列車を乗り降りするときに、アテンダントさんがわかりやすいようにするためなのでしょう。旅のしおりをもらえるなんて遠足か何かのようですね。

 

(日南海岸を快走する「36ぷらす3」)

 

 「36ぷらす3」は観光用のクルーズトレインという位置付けですが、観光列車にありがちな徐行運転はせず、特急列車らしい走りを見せます。さすがはJR九州の一時代を築いた787系です。日豊本線宮崎駅付近の直線的な線形もあり、「36ぷらす3」はなかなかのスピードで駆け抜けます。しばらくするとリニアモーターカーの実験線との並走が始まりました。この実験線も観光名所として車内でアナウンスされていました。観光資源として利用できるものは何でも利用するというスタンスですね!

 

(リニア実験線にはソーラーパネルが設置されています)

 

 序盤はしばらく停車しないので(運転停車はありますが)、この間に車内を探検することにしました。お昼時なのでビュッフェスペースは混んでいるかなと思ったのですが、そんなことはありませんでした。車内に乗客はそれなりにいたので、食事つきプランで乗車している方が多数派だったということでしょうか。

 

(原型を活かして再改造されたビュッフェカー)

 

鉄道マニアが多いと、貴重な列車内のビュッフェにマニアが殺到しそうですが、「36ぷらす3」の客層はマニア寄りではなく、純粋な観光客がメインという雰囲気がしました。このビュッフェは、かつて博多駅―鹿児島駅間を結んだ在来線特急「つばめ」などに連結されていたビュッフェ車を改造したものです。ビュッフェ車は2004年の九州新幹線部分開業に伴って廃止され、普通車に改造されて運用されていましたが、「36ぷらす3」のために再改造されました。このような車両の歴史を知ることも楽しいですね。せっかくなので、コーヒーとアイスを注文することにしました。

 

(ビュッフェで買ったアイスとコーヒー)

 

座席で食べていると、アテンダントさんがアイスをかごに入れて売りに来ていました。通常はワゴンサービスはしないとのことなので、この日は在庫に余裕があったのかもしれません。アイスを食べ終わると、最初の特別停車駅である延岡駅に到着しました。重岡駅1320着。