2018年1月31日はスーパーブルーブラッドムーンでした。
(都立東伏見公園 2018/1/31/11:05)
月が地球に接近して大きく見えるのが「スーパームーン」、1か月に2回の満月になるのが「ブルームーン」、皆既月食は月が赤く染まるので「ブラッドムーン」。つまり 、大きな満月、かつ、1か月に2回の満月、かつ、皆既月食、ということでした。フォーブス誌によると、全ての満月のうちスーパームーンは25%、ブルームーンは3%、ブラッドムーンは0.042%の確立で起こるということで平均して265年に1度の現象とのことです。日本では36年ぶり、ちなみに次に起こるのは2037年ということです。今回は東京でも観測可能ということで見てみることにしました。見ようと決めたのは前日 (当日の1時ごろ) ですが。
当日は曇りの予報でしたが、19時ごろ帰宅中に空を見上げるときれいな満月が見えていたので「行けるだろう」ということで夕食後に出かけることにしました。持ち物は
・カメラ (OLYMPUS E-PL7)
・レンズ (OLYMPUS ED 14-42 mm F3.5-5.6 EZ) キットレンズです…
・予備バッテリー
・三脚 (Velbon BK-3300)
・カイロ (尻ポケットに2つ)
です。結局21時30分ごろの出発になってしまいました…。
それでは、いざ265年に1度の天文ショーへ!
自転車をこいで20分、都立東伏見公園につきました。すでに数名の方が夜空を見上げていました。21時ごろから月食が始まっていたので当たり前か…。早速カメラをセットして撮影を開始しました。ところが、今回は望遠レンズを持っていかなかったのでアップで撮れません…。ということで E-PL7 の特徴を生かしてタイムラプス撮影に挑戦してみました。E-PL7 なら簡単にタイムラプス動画をとることが出来ます。
MENU→撮影メニュ‐2→インターバル撮影「On」→
コマ数 500
撮影開始待ち時間 30秒
撮影間隔 30秒
タイムラプス動画 On
これでOK。
いや、撮影条件がまだだった。
Manual、シャッター20、F5.6、露出+3、MF
今度こそこれでOK。
撮影できた動画がこちら。
月が画面の端に来てしまったのでカメラの位置を調節してもう一度撮影しました。
カメラの設定も
コマ数 500
撮影開始待ち時間 15秒
撮影間隔 15秒
タイムラプス動画 On
に変更して撮影開始!
撮影中はとにかく寒かった。そしてやることがない、基本的にカメラの番しかやることがありません…。iPod で音楽を聴いたりスマホで You tube を見たりして時間をつぶしていました。時刻は22時50分、そろそろ皆既月食が終わりそうなところまで来ましたが、1つ気になることが…。部分月食の終わりまで画面に収まるかな…。不安になりつつもカメラの番を続けていましたが、23時15分ごろ、あれ?カメラが閉じてしまいました。コマ数は残っているのに…。なんとバッテリーが切れてしまいました。2本目の動画をとるときにバッテリーを交換しておけばよかった。せっかく予備バッテリーを持ってきていたのに…。
でもカメラが最後の力を振り絞って動画を保存してくれていました。
その動画がこちら。
それにしても寒かった。この観測で風邪をひいてしまいました。次は風邪をひかないように気を付けて観測しよう~っと。次は2037年ですがね。