「機動戦士ガンダムスタンプラリー あなたならできるわ。」を楽しむための6か条【機動戦士ガンダムスタンプラリー あなたならできるわ。①】】

2020年1月9日から2月27日まで、JR東日本の首都圏近郊区間で、「機動戦士ガンダムスタンプラリー あなたならできるわ。」が開催されています。同様のスタンプラリーは2018年にも開催されていました。ガノタである私は、今回も早速参加してみることにし、前回はガンダム誕生39周年記念ということもあり39駅達成で満足でしたが、今回は65駅全駅を目指すことにしました。

 

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(スタンプ帳を手にすると心が躍ります)

 

・「機動戦士ガンダムスタンプラリー あなたならできるわ。」を制覇するための6か条

 スタンプラリーを効率的に回るための情報収集をしていてこの記事にたどり着いた方もいると思うので、先に回っていて思ったことをまとめておきます。

 

1.とにかく朝早く出発しよう。

1日で回ろうとするなら朝は楽でるのが必須です。全駅制覇するには13時間以上かかります。東京駅の特設ゴールは14時から20時までの間しか空いていないので、これだけは後日に回した方がいいかもしれません。後で述べますが、朝早く出るにしても金町駅がネックになりそうです。ただ、金町駅の展示は一見の価値ありです!

 

2.金町駅のスタンプ台はみどりの窓口内にあるので7時から20時まで。

西側から攻める場合には注意が必要です。赤羽駅みどりの窓口内にありますが、これはどうなんでしょうか。また、渋谷駅のスタンプ台は新南口にあり、5時半から0時半までです。その他の駅のスタンプは初電から終電まで押すことができ、スタンプ台はだいたいその駅の中で主要な改札口付近の設置されています。

 

3.1日で回りきるならば「都区内パス」よりも「休日おでかけパス」の方がお得。

2日に分ける場合はその限りではありません。常磐線の定期を持っている人は「都区内パス」と組み合わせればかなりお得に回れるのではないでしょうか。東京モノレール線内のみで有効なフリー切符も発売されています。蒲田駅京急蒲田駅京急線羽田空港東京モノレール浜松町駅と回ると効率的です。

 

4.鶯谷駅、上中里駅新大久保駅東中野駅など、まれに不参加駅がある。

これらの駅で降りても何もないので、間違えて降りてがっかりしないようにしましょう。また、常磐線内は不参加駅が結構あります。

 

5.東京モノレール総武線快速常磐線快速は運転間隔が広いので時間がかかる。

総武線快速区間は、東京駅→新日本橋駅のみ乗車して、馬喰町駅まで歩き、さらに馬喰町駅から総武線各駅停車の浅草橋駅まで歩くのが速いと思います。また、神田駅と新日本橋駅の間も徒歩数分のようです。

 

6.一人で何冊もスタンプを押している輩がいるが気にせずに…。

これはもう、何とも言えません。大駅では駅員さんが注意しています。自分の子供たちを動員するぐらいならほほえましいのですが…。

 

詳細は本文をご覧ください。

 

・休日おでかけパス

 JR東日本の都区内区間を回るなら「都区内パス」がおすすめです。おとな760円で、東京都区内区間が1日乗り放題になります。「機動戦士ガンダムスタンプラリー」のようなスタンプラリーは、スタンプ台が改札の外に設置されているので、スタンプを押すためには、各駅で改札の外に出なければなりません。何十駅ものスタンプを押すとなると、交通費がばかになりません。そこで、「都区内パス」のような乗り放題切符が非常に重要になります。ただし、今回のスタンプラリーの場合、65駅全駅制覇しようとすると、「都区内パス」では天王洲アイル駅羽田空港国際線ビル駅羽田空港第1ビル駅といった東京モノレール区間松戸駅以北の常磐線区間都区内パスの対象エリア外になってしまいます。

 

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(「都区内パス」はよく使いますが、「休日おでかけパス」を使うのは初めてです)

 

 そこで、今回は「休日おでかけパス」を利用することにしました。「休日おでかけパス」は、2720円で、土・日・祝日のみ有効で、「都区内パス」よりも広い首都圏近郊区間が1日乗り放題になります。「休日おでかけパス」ならば、問題の東京モノレール常磐線取手駅までの区間 (「休日おでかけパス」は常磐線土浦駅まで有効) も利用することができます。ちなみに、Suicaに書き込むタイプの「のんびりホリデーSuicaパス」なら、もう少し安くなって、2670円です。

 東京モノレール浜松町駅から乗って天王洲アイル駅羽田空港国際線ビル駅羽田空港第1ビル駅で下車し、浜松町駅まで戻ると1236円、常磐線金町駅から取手駅まで同じようにして回ると1395円かかります。都区内パスを利用すると760円+1236円+1398円=3391円となり、「休日おでかけパス」を利用した方がお得になります。ただしこれは1日で回るときの話で、2日に分けて回ると「休日おでかけパス」2枚分が必要になるので話が変わってきます。

 

・2018年「ガンダムスタンプラリー」との比較

tyoutyouuo.hatenablog.com

 「ガンダムスタンプラリー」は2018年にも開催されています。前回も全65駅が参加しています。大きな違いとして、前回は「一年戦争」がテーマで「機動戦士ガンダム」 (←いわゆる「ファーストガンダム」) のキャラクターのみが登場していましたが、今回は「宇宙世紀」がテーマで、「機動戦士ガンダム」以外にも「機動戦士Zガンダム」、「機動戦士ガンダムZZ」、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」、「機動戦士ガンダムUC」のキャラクターが登場します。「機動戦士ガンダム」と、最近公開された「機動戦士ガンダムUC」あたりはメジャーかもしれませんが、そのほかはちょっとマニアックかもしれません…。とくに「機動戦士ガンダムZZ」は渋いですね… (←ガノタとしては燃えます!)。

また、前回は初心者向けに「7駅達成」の特典がありましたが、今回は、少しハードルが上がり、「9駅達成」になっていました。スタンプラリーのネタがマニアックになったのと関係があるのでしょうか…。

 

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(7駅が9駅になろうが余裕ですよ、余裕…)

 

参加駅も微妙に入れ替わっています。中央線は、2018年は西荻窪駅以東の都区内区間全駅参加でしたが、今回は東中野駅が不参加になっています。山手線も、2018年は全駅参加でしたが、今回は鶯谷駅が不参加になっています。東京モノレールからは、2018年は天王洲アイル駅羽田空港第1ビル駅の2駅の参加でしたが、今回は羽田空港国際線ビル駅も加わり、3駅が参加しています。総武線快速電車からは、前回不参加だった馬喰町駅が加わりました。常磐線方面からは、2018年には参加していた武蔵野線南流山駅が抜け、代わりに北松戸駅が加わりました。常磐線は運転本数が少なく、スタンプラリーの鬼門と言われますが、この変更により難易度が少し下がりました。非常磐線ユーザーにとって、常磐線を1駅ずつ回り、しかも武蔵野線に乗り換えるのはかなりハードルが高かったと思われます。