お得に後方展望、「おはようライナー新宿26号」グリーン車に乗車

小田原から新宿まで「おはようライナー新宿26号」に乗車しました。この列車は251系で運転されます。251系は伊豆観光輸送の看板列車である「スーパービュー踊り子」向けに設計された列車で、とても豪華な内装です。「おはようライナー新宿26号」は「スーパービュー踊り子」の送り込みを快速列車として開放してくれるもので、グリーン車も割安に利用できます。一番前の展望席に座れば、朝の通ラッシュの時間帯に「後方展望」を楽しむことができます。251系電車は、2020年のE261系導入に伴い、廃止される可能性があり、それに伴って「おはようライナー新宿26号」も廃止されるかもしれません。ご利用はお早めに。

 

f:id:tyoutyouuo:20190428143810j:plain

(新宿駅に停車する251系電車)

 

続きを読む

「富士登山電車」を堪能、復路も「ホリデー快速富士山」で【さようなら「ホリデー快速富士山」&「吉田のうどんきっぷ」で行く富士急線の旅⑤】

・「富士登山電車」で下吉田→大月

f:id:tyoutyouuo:20190323133017j:plain

(富士登山電車、富士山駅にて)

 

 「富士登山電車」は1200形電車を改造した車両です。なお、1200形電車は、京王5000系電車です。デザインは「富士山ビュー特急」と同じく水戸岡鋭治氏が担当しました。2両編成で1号車は内装が赤を基調とした「赤富士」、2号車が青を基調とした「青富士」となっています (外装は2両とも赤基調ですが…)。「富士山ビュー特急」は1号車が特別車で、2号車と3号車は座席が並んでいて着席定員を確保しているのに対し、「富士登山電車」は2両とも凝った座席配置で、座席定員は2両合わせて64席に絞られています。一方で指定席ではなく「定員制」で、お客さんは気に入った席を自由に移動することができるようになっています。また、便によっては席に十分に余裕があるようで、私が乗った土曜日の昼間の便はガラガラで、いろんな席を楽しむことができました。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323133242j:plain

(サークル上に配置されたソファー席)

 

具体的には、一般的なボックス席のほかに、ソファー席や展望カウンター席、展望ロングベンチなどがあります。展望カウンター席と展望ロングベンチは、富士山の方向を向いていて、富士山の車窓を楽しむことができるように配慮されています。また、ベビーサークルや小さな子供向けのステップがついた富士見窓などもあり、多様なお客さんが楽しめるように工夫されていました。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323133417j:plain

(富士山に向かって設置されたロングベンチ)

 

 「富士登山電車」に乗車するには着席整理券 (200円) が必要です。整理券は乗車駅で購入するか、富士急のサイトから Web 予約によって購入することができます。たった200円で、まさに「日本一ゆたかな登山電車」に乗ることができるので、かなりお得感があります。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323133534j:plain

(「富士登山電車」4号は定刻通りに到着しました)

 

 私が乗車する「富士登山電車」4号は下吉田駅13:45発、ボックス席が空いていたので最初はそこに座り、カウンター席やベンチ席を移動したりして、最終的には先頭部のソファー席から全面展望を楽しむことにしました。1号車には富士山にちなんだ本棚が、2号車には限定グッズのショーケースがあり、車内を探検しても楽しむことができます。また、要所要所でアテンダントさんによる観光案内があり、沿線の名所を見逃すことなく楽しむことができます。あっという間に45分の乗車時間が過ぎてしまいました。大月駅14:30着。

 

 

f:id:tyoutyouuo:20190323133745j:plain

(前面展望で種車との交換を見ることができました)

 

・富士山ビュー特急で大月→河口湖、ホリデー快速富士山で帰宅

 大月駅を少しぶらぶらした後、再び「富士山ビュー特急」に乗車しました。特急「かいじ」から乗り換えてくるお客さんが来る前に並び、自由席を確保しました。富士急線の特急はJR東日本の特急と接続が図られているので、乗り換えのお客さんによってなかなかの乗車率です。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323134006j:plain

(富士急線の大月駅は歩道に面しているので撮影しやすいです)

 

大月駅14:55発、ここまでのスケジュールが無事に終わったという安心感と疲労で少し眠ってしまいました。途中、車掌さんの富士山ビュースポットのアナウンスで起きて、すかさず写真を撮りました。「富士山ビュー特急」では、富士山がよく見えるポイントでアナウンスがされるとともに徐行運転を行うようです。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323134405j:plain

(本日3回目の富士山ビュースポット、少し雲ができてました)

 

本日3回目の富士山ビュースポットです。富士山駅スイッチバックし、河口湖駅15:43着。

少しおなかがすいたので、河口湖駅売店で、食料を調達しました。これは帰りの「ホリデー快速富士山」で食べることにします。河口湖駅で、E247系500番台を記念撮影。河口湖駅は、富士山をバックに列車を写すことができるのでいい写真が取れます。また、先頭まで移動して前側からも撮影しました。満足して車内に移動します。

f:id:tyoutyouuo:20190323134626j:plain

(富士山、ホリデー快速富士山、富士山ビュー特急)

 

f:id:tyoutyouuo:20190323134903j:plain

(BOSO EXPRESS で運転されるホリデー快速富士山)

 

河口湖駅16:00発、行きの便は鉄道マニアと思われる方がほとんどでしたが、帰りの便は、子供連れなど、富士山の観光帰りという方の利用が多かったです。富士急線を50分ほどかけて走り、大月駅からJR中央線に入ります。大月駅では多数のお客さんが乗ってこられました。自由席はかなり混雑していたようです。大月駅を出ると、E257系500番台は本領を発揮して、かなりのスピードを出して走りました。富士急線内ののんびりとした走りとは比べ物になりません。

f:id:tyoutyouuo:20190323135021j:plain

(鳥沢鉄橋、田んぼがきれい!)

 

途中、鳥沢鉄橋を通ったので撮影、鳥沢鉄橋って中央線のもっと奥のほうだと思っていたのですが、大月よりも東京寄りにあったのですね。中央線内はビュンビュン飛ばして40分ほどで立川に到着、立川駅17:35着。立川駅では、多くの鉄道マニアが待ち構えていて、「ホリデー快速富士山」の写真を撮っていました。ここから自由席で新宿方面に向かう方もいたようです。

ホリデー快速富士山」はこの翌日の2019年3月10日で運転を終了、E257系500番台が富士急線内を走る姿はまだ臨時の「富士回遊」で見ることができますが、今後は貴重なものになっていくのではないでしょうか。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323135147j:plain

(立川駅にて撮影)

 

f:id:tyoutyouuo:20190323135157j:plain

(ホリデー快速富士山、お疲れさまでした!)

 

「ブルートレインテラス」にて14系客車を見学し、「フジサン特急」を撮り鉄【さようなら「ホリデー快速富士山」&「吉田のうどんきっぷ」で行く富士急線の旅④】

富士山駅下吉田駅ブルートレインテラスを見学

f:id:tyoutyouuo:20190323131218j:plain

(富士山駅下吉田駅で乗車した「トーマスランド」号、下吉田駅にて)

 

 大月行きの普通列車は発車時刻の数分前に富士山駅にやってきました。富士急線は全線にわたり単線であり、列車交換のできる駅が限られています。富士山駅は列車交換のできる駅の一つであり、大月行と河口湖駅の列車が必ず交換を行います。大月方面からやってきたの成田エクスプレスでした。成田エクスプレスには、1往復だけ河口湖行きがありましたが、これも2019年3月16日のダイヤ改正でなくなってしまいました。今考えるとこちらにも乗っておけばよかったですね。富士山駅河口湖駅間は成田エクスプレスにも乗車券のみで乗ることができました。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323131354j:plain

(富士山とNEX、NEXも3月16日のダイヤ改正で富士急線への乗り入れを終了しました)

 

 富士山駅12:35発、下吉田駅12:41着。下吉田駅まで乗車した普通列車トーマス列車でした。富士急線は普通列車にも凝ったデザインのものが多いです。次に乗る列車まで時間があったので、近くの新倉浅間神社に行ってみました。名前に「浅間神社」とついていると、富士山をまつる神社だそうです。新倉浅間神社には、奥に忠霊塔という名勝がありますが、今回は時間の関係上スルーしました。また時間があれば訪れてみたいものです。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323131622j:plain

(新倉浅間神社の鳥居と富士山)

 

 下吉田駅に戻って、ここから乗る「富士登山電車」の着席整理券を買いました。「富士登山電車」は定員制の列車で、乗車には200円の整理券が必要です (特急ではなく快速なので、特急料金は必要ありません) が、実際に乗ってみるとガラガラでした…。とてもいい列車だったのですが… (後述)。また、駅併設の「ブルートレインテラス」に入るために入場券 (100円) を買おうとしましたが、富士急線の切符を持っていれば入れるらしく、「吉田のうどんきっぷ」でも入場することができました。

 「下吉田駅ブルートレインテラス」は、下吉田構内にある車両展示施設で、14系客車や先代のフジサン特急2000形 (元JR東日本169系電車) が保存されています。なぜ富士急の下吉田駅ブルートレイン用の154系客車が展示されているのでしょうか。14系客車は代表的な寝台用客車で、かつての寝台特急「富士」にも使用されていました。「ブルートレインテラス」に展示されている14系客車には、富士山型の「富士」のヘッドマークが掲げられていました。「富士」に使われていた車両ということで、ここに展示されているのですね。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323131857j:plain

(寝台特急「富士」のヘッドマークを掲出した14系客車)

 

特急「富士」は1929年に、東京―下関間の特急列車として誕生しました。当時、列車に名前を付ける習慣がなく、日本初の愛称付き列車となりました。この「富士」は太平洋戦争の激化に伴い1944年に廃止されますが、戦後、1961年に東京―宇野間の昼行電車特急に「富士」という愛称がつけられ、復活します。この「富士」は1964年に東海道新幹線の開業に伴って廃止され、新たに東京―大分間を結ぶ寝台特急として「富士」が誕生します。この寝台特急「富士」は20系客車によって運転され、いわゆるブルートレイン「富士」の誕生となります。その後、1965年に東京―西鹿児島 (現在の鹿児島中央) 間 (日豊本線経由) に運転区間が延長され、1980年に東京―宮崎間に短縮されるまでは日本最長の運転区間を誇る列車でした。「富士」は利用者減少に伴ってブルートレインが縮小されていく中でも存続しますが、2009年のダイヤ改正で廃止されました。

「富士」に14系客車が連結されるようになったのは1986年からです。14系客車は20系客車の後継として設計されました。分散電源方式を採用することで列車の分離併合に対応し、当時としては画期的な設計であることから1972年に「ブルーリボン賞」を受賞しています。

f:id:tyoutyouuo:20190323132235j:plain

(懐かしの開放B寝台)

 

ブルートレインテラス」に展示されている14系客車は、内部にも立ち入ることができ、寝台スペースが解放されています。ここに寝転がれば、かつての寝台車の旅情を味わうことができるかもしれません。

ブルートレインテラス」には富士急2000形電車も展示されていました。こちらは中に入ることはできす、外から見るだけです。富士急2000形電車は元JR東日本165系パノラマエクスプレスアルプス」です。富士急線内では「フジサン特急」として活躍していましたが、小田急からRSE 20000形電車を、JR東海から371系電車を譲渡されることに伴い、2014年に廃車されました。現在は先頭車が「ブルートレインテラス」にて保存されています。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323132412j:plain

(連結器を舌に見立てて赤く塗るという凝ったデザイン)

 

下吉田では1時間ほど時間をとっていましたが、「ブルートレインテラス」だけでは時間が余ってしまいました。「ブルートレインテラス」を見て回るには30分ほどで大丈夫だと思います。新倉浅間神社に向かう途中にいい雰囲気のカーブがありました。時間が余ったのでここで富士急の写真を撮ることにしました。狙ったのは「フジサン特急 (現役)」です。シャッターチャンスは一瞬でしたが、何とか富士山をバックにして「フジサン特急」を撮ることができました。この「フジサン特急」は富士山駅にて、私が乗車予定の「富士登山電車」と交換を行うものと思われます。「フジサン特急」撮影後は急いで下吉田駅に戻り、「富士登山電車」を待つことにしました。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323132620j:plain

(富士山とフジサン特急)

 

f:id:tyoutyouuo:20190323132626j:plain

(富士山とフジサン特急②)

 

「富士山ビュー特急」と「フジサン特急」【さようなら「ホリデー快速富士山」&「吉田のうどんきっぷ」で行く富士急線の旅③】

・「富士山ビュー特急」と「フジサン特急

f:id:tyoutyouuo:20190323125128j:plain

(ド派手な「富士山ビュー特急」)

 富士山駅からは11:31発の「富士山ビュー特急」に乗車しました。富士急線は有料の特急列車を多数運転しており、「富士山ビュー特急」もその一つです。ただし、富士山駅河口湖駅間を乗車する場合は乗車券のみで乗ることができます。「吉田のうどんきっぷ」を利用すると特急の自由席にも乗れるので今回は関係ないのですが…。

 「富士山ビュー特急」は8500系と呼ばれる車両で運転されており、日本全国で多数の観光列車をデザインしている水戸岡鋭治氏によって設計されました。赤い車体が目を引きますね。3両編成で運転され、1号車は特別車指定席で、特急料金に加えて特別車両金900円が必要です。土休日には「スイーツプラン」が設定されており、4000円でプロのパティシエによるスイーツを楽しむことができます。こちらは乗車券+特急料金+特別車両金という料金体系ではなく、旅行商品として発売されています。2号車と3号車は自由席で、乗車券と特急券で乗車できます。大月駅でJRの特急と接続しているようで、JRからの乗り換え客によって基本的に混雑率は高いようです。私が乗車した際も、自由席には多数のお客さんがいらっしゃり、ぎりぎり座れるという感じでした。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323125342j:plain

(車内には絵が飾ってあったりしてオシャレです)

 

 この8500系は新造されたわけではなく、もともとJR東海371系として走っていました。371系新宿駅沼津駅間の特急「あさぎり」用として主に使用されていました。新宿駅沼津駅間といっても、東海道線経由ではなく (それでは大半がJR東日本管内になってしまいますね)、新宿駅―秦野駅間は小田急線、秦野駅の次の松田駅からJR御殿場線に入り、沼津駅まで直通運転を行っていました。小田急の特急「あさぎり」は今では特急「ふじさん」として新宿駅御殿場駅間に短縮されてMSEによって運転されています。つまり、かつては富士山の反対側で活躍していたわけです。

 私が乗車した列車は11:31に富士山駅を出発し、富士急ハイランド駅に停車した後、11:37に河口湖駅に到着しました。河口湖駅からは、11:52発の「フジサン特急」に乗車します。完全に「富士山ビュー特急」と「フジサン特急」に乗るためだけに移動していますね…。

 

 

f:id:tyoutyouuo:20190323130358j:plain

(富士山、ホリデー快速富士山、フジサン特急)

 

 「フジサン特急」は富士急8000系電車によって運転されています。こちらも「富士山ビュー特急」と同じく3両編成で、1号車が指定席、2号車と3号車が自由席です。「フジサン特急」は車体に富士山のキャラクターがたくさん描かれていてにぎやかですが、内装は「富士山ビュー特急」ほど特徴的ではありません。ただ、ハイデッカー構造になっており、高い視点から車窓を楽しむことができます。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323125933j:plain

(「フジサン特急」の車体にはこれでもかというほどキャラクターが描かれています)

 

 「フジサン特急」も新造車ではなく改造車で、もとは小田急RSE 20000形電車 RSEでした。ハイデッカー構造はRSE時代のものが生かされています (ただし、一部は床の高さが下げられており、バリアフリー対応になっています)。小田急20000形御殿場線への直通運転用に開発された車両で、おもに「あさぎり」として運用されました。つまり、さきほどの元JR東海371系と同じ列車を担当していたのです。ちなみに、JR東海371系小田急20000形は車内仕様も統一されていました。そうしないと座席指定を行うときなどに困るということなのでしょうか。同じ運用にあたっていた2つの車両が、改造された後も同じ路線で活躍するなんて面白いですね。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323125717j:plain

(「フジサン特急」と富士山ビュー特急」の並び、かつての「あさぎり」のおもかげは…)

 

 「フジサン特急」は11:52に河口湖駅を出発し、富士山駅12:01着。ここで30分ほど待って、後続の普通列車に乗ります。河口湖駅から普通列車に乗ってもよかったのですが、この日「フジサン特急」に乗ろうとするとこういう方法をとるしかなかったのです。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323130703j:plain

(富士山駅にて「トーマス列車」と交換する「フジサン特急」)



「ホリデー快速富士山」で富士山駅へ、うどんを堪能【さようなら「ホリデー快速富士山」&「吉田のうどんきっぷ」で行く富士急線の旅②】

・「ホリデー快速富士山」で新宿→富士山

f:id:tyoutyouuo:20190323123315j:plain

(出発を待つE257系500番台)

 

 新宿駅には8時過ぎにつきました。「ホリデー快速富士山」は新宿駅8:10発なので、かなりギリギリです。すでに、ホームにはE257系500番台が入線していました。この時点で自由席は満席で、デッキにも人があふれていました。ホームでは、駅員さんが乗客を誘導していて、「この列車ってどうやったら乗れるんですか」と聞いた方に対して、「自由式は乗車券だけで乗れます。頑張って乗ってください!」と対応していました。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323123155j:plain

(新宿駅にはぎりぎりに到着しました、すでに「ホリデー快速富士山」の案内がなされています)

 

私は指定席を用意していたので、幸いにもこの混雑には巻き込まれませんでした。なお、この日は指定席も満席でした。客層は鉄道マニアと思われる方がほとんどで、カメラで写真や動画を撮っている方が多数いらっしゃいました。中央線には土休日を中心に多数の臨時列車が、それも乗車券のみで乗れる臨時快速列車が走っていますが、今度のダイヤ改正でそれも数を減らします。ほんの数年前まで189系が毎週末走っていて、乗車券のみで乗ることができたのでたまに短区間で乗車したものですが、豊田の189系は2018年に廃車になってしまいました。思えば、いつの間にか「ムーンライト信州」も運転されなくなってしまいました。立川から乗車したのもいい思い出です。「ホリデー快速ビューやまなし」は今年も運転されていますが、215系は登場から25年以上経過しており、215系の引退後はどうなるかわかりません。

 

tyoutyouuo.hatenablog.com

tyoutyouuo.hatenablog.com

 

ホリデー快速富士山」は新宿駅を定刻通りに発車しました。自由席の混雑がすさまじいようで、この日は指定席の通路やデッキも自由席として開放される旨がアナウンスされていました。中野や三鷹など、中央特快がいつも停車する駅を通過していきます。ただし、この辺りは快速電車の本数が多く、前に列車が詰まっているようでノロノロ運転でした。三鷹では追い抜きはありませんでしたが、国分寺か立川で快速を1本追い抜いて、そこからスピードを上げてくれました。高尾以西の山区間も快調な走りで、どんどん飛ばしていきます。1時間20分ほどで大月駅に到着。指定席からは大月駅で多くのお客さんが下りていきました。大月駅からは富士急線に入り、富士急線内の指定席券200円が余分にかかるからということなのでしょうか。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323123554j:plain

(富士急線はカーブが多く、時々前の車両が見えます)

 

大月からは、スピードが大幅に下がりました。ノロノロというよりも、のんびりといった感じです。富士急線内はカーブが多く、また、河口湖方面は常に上り勾配なのであまりスピードが出せないのかもしれません。時々、前の車両が見えるぐらいの急カーブを通過しました。また、富士山に向かって線路が伸びているので、車窓から富士山がよく見えました。「ホリデー快速富士山」の名前に恥じない車窓だと思います。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323123817j:plain

(正面からの富士山)

 

富士山駅10:17着。富士山駅はもともと富士吉田駅という名前でしたが、富士山の玄関口というイメージをアピールするために、2011年に改称されました。私はここで途中下車しましたが、ほかにも多くの方が下りて、「ホリデー快速富士山」を撮影していました。私も負けじと撮影、E257系500番台が富士急に入ってくるのもこの春までと思うと気合が入ります (実際には2019年6月まで、土休日の「富士回遊」1往復がE257系500番台で運転されることが決まっているそうです)。

f:id:tyoutyouuo:20190323123932j:plain

(富士山駅に停車する「ホリデー快速富士山」) 

 

富士山駅にて「吉田のうどん」を堪能

 富士山駅の改札口で、「吉田のうどんきっぷ」を引き替えてもらいました。ここまでは、「びゅうプラザ」で発券してもらったバウチャー券で来ていたのです。JRからの直通列車で富士急線に乗り入れる場合は、このバウチャー券で乗車できるようになっています。

 「吉田のうどんきっぷ」は、富士急線のフリー乗車券とうどん割引券400円分の2枚組になっていました。この割引券は5店のうどん屋さんで利用できますが、富士山駅が最寄りのお店は「ふじや」と「とがわ」の2店舗です。そのうち、「とがわ」は富士山駅直結のショッピングモール「Q-STA」地下1階のフードコート内にあります。

「とがわ」で肉うどんをいただくことにしました。肉うどんは500円なので、400円が割り引かれて100円になります。「吉田のうどん」の特徴は非常にコシの強い太麺です。実際に食べてみるととても噛みごたえがありました。100円で食べられたので、とても得した気分です。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323124228j:plain

(「とがわ」さんの肉うどん、コシのある太麺が「吉田のうどん」の特徴です)

 

 「Q-STA」の屋上が富士山を眺められる展望テラスになっていたので、行ってみることにしました。展望テラスからは正面に富士山を眺めることができます。また、富士急ハイランドのジェットコースターも見ることができました。富士急ハイランド富士山駅から一駅の位置にあります。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323124426j:plain

(Q-STA 屋上から富士山を望む)

 

f:id:tyoutyouuo:20190323124439j:plain

(Q-STA 屋上から富士急ハイランドを望む)

 

「ホリデー快速富士山」と「吉田のうどんきっぷ」【さようなら「ホリデー快速富士山」&「吉田のうどんきっぷ」で行く富士急線の旅①】

今週のお題「卒業」

 「ホリデー快速富士山」は中央本線新宿駅富士急行線河口湖駅を結ぶ臨時列車でしたが、2019年3月16日のダイヤ改正をもって廃止されました。これに代わって、特急「富士回遊」が誕生し、快速列車から特急列車に格上げされた形です。 今回は、ダイヤ改正直前に「ホリデー快速河口湖」に乗車し、富士急行線乗り鉄した模様を紹介します。富士急線はJRに合わせてダイヤ改正を行いました。今回のダイヤ改正では、「富士回遊」の運転開始など大きなイベントが多く、電車の運転時刻が大きく変更になったようです。記事の中の列車時刻はダイヤ改正前のものです。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323120634j:plain

(河口湖駅にて出発を待つ「ホリデー快速富士山」2号)

 

ホリデー快速富士山

 「ホリデー快速富士山」は、もともと「ホリデー快速河口湖」という名前でしたが、2013年に富士山が世界遺産に登録されたのを機に、「ホリデー快速富士山」に改められました。以前は189系6両編成によって運転されていましたが、189系の引退に伴い、幕張車両センター所属のE257系500番台5両編成によって運転されることになりました。6両編成から5両編成に減車されたことで、特に自由席の混雑が目立つようになったといわれています。

ホリデー快速富士山」は2019年3月16日のダイヤ改正によって廃止され、代わって、特急「富士回遊」が運転されます。「富士回遊」では自由席が廃止され、全車指定席になります。これによって、混雑の解消が図られているということなのでしょうか。3月16日のダイヤ改正によって、中央線の特急列車では自由席が廃止され、全席指定席になりました。乗車する列車が決まらないなどの理由で座席指定を受けたくない場合は、指定席と同額の座席未指定券を購入し、指定席の空いている席に座ることになります。

また、これにより、「ホリデー快速富士山」時代は主に土休日のみの運転だったのが、「富士回遊」になって毎日の運転 (平日2往復、土休日3往復) になり、大幅に増便されます。一方で、使用車両はE257系5両編成からE353系3両編成 (ただし土休日の1便はE257系5両編成によって運転) になり、1編成当たりの座席数は減少することになります。

快速から特急に格上げになることで乗車にかかる料金が高くなり、さらに自由席がないので必ず指定席分の料金を支払わなければなりません。そのため、「乗車券だけで乗れるから」乗車していた層は、「富士回遊」には乗らなくなるだろうというJRの判断で5両から3両に減車したのだろうと思われます。

 

f:id:tyoutyouuo:20190323120950j:plain

(「ホリデー快速富士山」は、「房総特急」の減便で余剰になった幕張車両センター所属のE257系500番台が担当していました。ちなみに、臨時「富士回遊」担当のE257系は一部塗装変更が行われたようです)

 

ホリデー快速富士山」は臨時列車なので、ダイヤ改正によって廃止されることも大きなニュースにはなりませんでした (もともと「臨時」で走っているだけですからね)。そのせいか、3月初めに空席を確認してみると、3月9日 (土) 分であれば、残り数席ながらも指定席に空きがありました。ちなみに、3月10日 (日) 分は満席でした。さすがに本当の運転最終日は人気だったようです。実際に、3月10日には車掌さんによるお別れ放送などもあったようです。とにかく、3月9日の指定席を1席確保して、今回の旅の開催が決定しました。

 

・吉田のうどんきっぷ

f:id:tyoutyouuo:20190323121608j:plain

(「吉田のうどんきっぷ」は10月1日から3月31日までの期間限定発売です)

 

 下り「ホリデー快速富士山」1号は新宿駅8:14発、河口湖駅10:26着、上り「ホリデー快速富士山」2号は河口湖駅16:00発、新宿駅18:04着です。あいだの5時間半は何をしようかと考えた末、富士急線内を乗り鉄しつつ観光することにしました。そこで、富士急線内のフリー切符を探しました。富士急線全線で使えるフリーきっぷとしては「富士急特急フリーきっぷ」があります。この切符は2600円で、富士急線内の普通列車と特急列車の自由席が2日間乗り放題になります。富士急線は大月―河口湖間が1140円なので、1往復と少し乗れば元が取れることになります。そのほか、富士急線の各駅から富士急ハイランド駅の乗車券と富士急ハイランドのフリーパスがセットになった「富士急ハイランドセット券」や、富士急線と富士山駅河口湖駅からのバスが乗り放題になる「富士山五合目フリーきっぷ」など、富士急には様々なフリーきっぷが用意されています。

 「吉田のうどんきっぷ」は2018年10月1日から2019年3月31日までの期間限定の発売で (2017年度にも発売された実績があるので、今後も冬季に発売されるものと思われます)、2700円で富士急線内の普通列車と特急列車の自由席が2日間乗り放題になり、また、5店舗で使えるうどん券400円分がセットになったきっぷです。つまり、「富士急特急フリーきっぷ」に比べて300円お得ということになります。「これはいいものを見つけた!」ということで、「吉田のうどんきっぷ」を使って、富士急と「吉田のうどん」を満喫することにしました。

 「吉田のうどんきっぷ」は富士急線内の各駅と、JR東日本の「びゅうプラザ」で発売されています。今回利用する「ホリデー快速富士山」のように、JRからの直通列車で富士急線内を移動する場合は、あらかじめ「びゅうプラザ」で買い求めるように案内されています。

f:id:tyoutyouuo:20190323121941j:plain

(きっぷを用意したら、いざ出発!)

 

御殿場駅でD52鑑賞、御殿場→国府津→品川へ【青春18きっぷで大津→東京東海道線 (旧線) の旅②】

御殿場駅で途中下車し、周辺を散策しました。国府津駅東海道線に復帰し、グリーン車で東京まで移動しました。

 

御殿場駅周辺を散策

f:id:tyoutyouuo:20190218221225j:plain

(JR東海313系小田急MSEが並ぶとなんだか不思議な風景ですね、地元の方にとっては日常風景なのでしょうが)

 

御殿場駅にはJRの車両だけでなく、小田急60000形電車 (MSE) も停まっていました。MSE とは Multi Super Express の略だそうです。東京メトロ千代田線にも入線するので Metro の意味も込められているかもしれません。この日は MSE が複数編成停まっていました。年末年始の繁忙期だからなのか、日中は御殿場駅で待機するのが普通なのかよくわかりません。

御殿場駅みどりの窓口では、MSE の指定券を買おうとしているお客さんが駅員さんともめていました。みどりの窓口では MSE の指定券や小田急線内のきっぷは発券できないようです。

 

f:id:tyoutyouuo:20190218221437j:plain

(新橋浅間神社の鳥居)

 

駅から歩いて10分程度のところに浅間神社があるということなので行ってみることにしました。浅間神社というと富士山を祭る神社ということになるそうです。御殿場駅近くの浅間神社は、新橋浅間神社という名前で、源頼朝が創建したとも言われている歴史ある神社です。なるほど、建物の合間から富士山の姿を見ることができました。昔はもっとはっきりと見えたのでしょう。境内の公民館 (兼 社務所) で御朱印をもらえると聞いていたのですが、残念ながらこの日はお休みでした。年末年始あるあるですね…。神社にお参りをして駅前に戻ります。

 

f:id:tyoutyouuo:20190218221559j:plain

(赤間神社境内の池にはコイが悠然と泳いでいました)

 

御殿場駅の駅前には「ポッポ広場」が整備されており、SL D52 が1両展示されています。D52形蒸気機関車は、D51の後継として、幹線の貨物牽引用に設計された機関車です。一方で、製造前に太平洋戦争を迎えたため、「走ればよい」という戦時設計が取り入れられ、設計上は高出力でありながら、実際には本来の出力を発揮できない機関車が多くありました。御殿場線には戦後になってから転属し、高出力を生かして急勾配を登り、貨物列車や旅客列車を牽引しました。

ポッポ広場のD52 は運転台に上れるようになっており、中を観察することができました。様々な角度から写真を撮っていると、予定の列車の時刻が近づいてきたので、御殿場駅に戻ることにしました。

 

f:id:tyoutyouuo:20190218221847j:plain

 (ポッポ広場に展示されているD52)

 

f:id:tyoutyouuo:20190218222026j:plain

(D52は黒光りする車体が頼もしいです)

 

・御殿場→国府津→品川

 16:22御殿場駅発。乗車したのはまたもや313系電車でしたが、今回の編成はワンマン運転に対応しているほか、座席が一部ボックスシートになっていました。ボックスシート東海道本線313系では見られないので、はじめてお目にかかりました。車内は満杯で、私も国府津駅まで立って移動しました。17:14国府津駅着。

 国府津駅では5分の乗り換えです。ここから東海道線の普通電車に乗れば、あとは品川まで一気に移動できます。また、グリーン車を連結しているので、快適に過ごすことができます。今回もグリーン車を利用しようと、ホーム上のグリーン席券売機でSUICAに書き込みをしました。17:19国府津駅発、列車に乗ってみると、なんとグリーン車満席になっていました。通勤ラッシュ時は満席になることもあると聞いていましたが、私は帰省のときぐらいにしか利用しないので、実際に満席のグリーン車に遭遇するのは初めての経験でした。

 

f:id:tyoutyouuo:20190218222255j:plain

(今回のグリーン席はほぼ満席状態でした)

 

 仕方なくデッキに立っていましたが、茅ケ崎駅で運よく座席を確保することができました。このようなときはやはり、始発駅から乗って確実に座席を確保するのがよさそうです。リクライニングシートで旅の疲れを癒し、18:21品川駅着。ここから山手線に乗り換えて、自宅に帰りました。