tyoutyouuoの日記

鉄道を中心に公共交通を利用した旅行の様子を投稿しています

二之丸史跡庭園と坂の上の雲ミュージアムへ【松山・広島割引きっぷの旅⑨】

松山城は多くの観光客を集めていますが、二之丸史跡庭園や坂の上の雲ミュージアムはそれほど混んでいなくておすすめです。

 

(松山観光に華を添える伊予鉄市内線)

・県庁裏登城道から二之丸史跡庭園へ

 松山城の天守を一通り楽しんだ後は、紫竹門をくぐって城の裏手に回ります。紫竹門は、城の表玄関である大手と、裏玄関である搦め手を分けている門です。艮 (うしとら) 門から本丸を出て、道なりに歩くとロープウェイ・リフト乗り場に出ます。往路は大手側から登城したので、本丸を1周してきたわけです。

 

(裏手から見た天守閣)

 

 帰りはロープウェイ・リフトには乗らずに、これを通り過ぎて県庁裏登城道を行くことにします。県庁裏登城道は、明治時代になってから開かれた道だそうです。こちらは観光客向けというよりは、地元の方の散策路になっており、長閑な雰囲気でした。

 

(思わず突っ込みたくなる注意書きがありました!)

 

 県庁裏登城道を降りていくと、松山城二之丸史跡庭園の入り口に出ます。この場所には昔、大名の生活の場である御殿がありました。二之丸史跡庭園では、仕切られた池で御殿の間取りを表現しています。表現が高度過ぎるためか…、二之丸史跡庭園には観光客の姿は少なく、ゆっくりと回ることができました。

 

(二之丸史跡庭園ごしの松山城天守閣)

 

 二之丸史跡庭園では御殿の間取りが再現されているだけでなく、滝や茶亭、水琴窟といった回遊式庭園の要素も揃っており、これらをじっくりと楽しめるので、観光スポットとしてもおすすめです。

 

(御殿の間取りが再現されているとのことです)

 

・坂の上の雲ミュージアムへ

 二之丸史跡庭園を出て、愛媛県庁の前を通って「坂の上の雲ミュージアム」に行きます。「坂の上の雲」は、明治維新から日清戦争・日露戦争へと至るまでを描いた司馬遼太郎の長編小説ですが、本作では秋山好古・真之兄弟、正岡子規という松山出身の3人を中心にして物語が展開されます。「坂の上の雲」は2009年からNHKで映像化され、3年にわたって放送されました。

 

(すごく立派な愛媛県庁)

 

 「坂の上の雲ミュージアム」はNHKのテレビドラマに先駆けて2007年に開館した博物館で、小説「坂の上の雲」についてのたくさんの資料が展示されています。坂の上の雲ミュージアムの設計は安藤忠雄建築研究所で、形状が三角形という大胆な設計になっています。

 

(坂の上の熊ミュージアムに入ります)

 

設計に凝っているということもあり、坂の上の雲ミュージアムでは展示物の撮影はNGですが、展示室・内装の撮影はOKというユニークな方針になっています。私もたくさん写真を撮りましたが、なるほど内装自体が素晴らしい被写体になっていました。松山は、夏目漱石の「坊っちゃん」や「坂の上の雲」など、いろんな作品の舞台になっていますね。

 

(坂の上の雲ミュージアムのシンボルである階段)

 

 坂の上の雲ミュージアムでは、日本海海戦で活躍した日露両軍の軍艦の模型や、新聞に連載された当時の「坂の上の雲」の複製など、展示物も充実していました。特徴的な内装に特徴的な展示物で、ミュージアムとしてとても面白い施設だと思います。

 

(坂の上の雲ミュージアムのシンボルである三角形の展示室)

 

 午後は次の予定があるので、坂の上の雲ミュージアムを見た後は伊予鉄市内線で松山駅に向かいます。坂の上の雲ミュージアムの最寄り駅は大街道駅か県庁前駅です。大街道駅には先ほど降りたので、今回は県庁前駅から乗ることにしました。

 

(新聞連載時の様子も展示されています)

 

 路面電車あるあるですが、伊予鉄市内線では複数の系統の便が同じ線路の上を走っており、乗る便に注意が必要です。県庁前駅から松山駅に向かい場合、伊予鉄の松山市駅に向かう系統と、JR松山駅に向かう系統が来るのですが、後者に乗車するようにしましょう。県庁前駅でしばらく待っていたのですが、いろんな形式の路面電車が着て、見ていて飽きませんでした。やはり、路面電車も松山の貴重な観光資源ですね。

 

(路面電車が3台)