東北本線で一路仙台へ【週末パスで雪の南東北へ①】

JR東日本の名作フリー切符「週末パス」を使って、宮城、山形を巡ってきました。まずは最初の目的地である仙台へ向かいます。

 

(小金井駅で追い抜かれた福山通運チャーター貨物列車、東北本線は多数の貨物列車が行きかいます)

・夜明け前の東北本線を北へ

 最初の目的地である仙台を目指して、三鷹駅から、まずは早朝の中央線で東京駅に向かいます。冬の朝5時なのでまだ真っ暗です。東京駅についてもまだ真っ暗のままです。

 

(早朝の東京駅は真っ暗…)

 

ここから上野駅に移動し、始発の東北本線に乗り換えました。608上野駅発、快適なグリーン車に乗って、東北本線を北に向かいます。7時ごろになると夜が明けてきて、窓の外を見ると雪が積もっていました。すっかり東北地方っぽい景色ですね (まだ栃木県…)

 

(まだ関東なのに雪が…)

 

小金井駅で黒磯行きの列車に乗り換えます。この辺はつい数か月前にも来ました。休日おでかけパスは、東北本線だと、小金井駅の一つ先の自治医大駅まで利用可能です。

 

tyoutyouuo.hatenablog.com

 

E233系電車に揺られてさらに1時間強、乗っている電車は東京近郊と変わりませんが、車窓はすっかり田園の風景です。那須塩原駅東北新幹線に乗り換えです。

 さて、2022年は鉄道開業150周年の記念の年でした (この記事が出るころには年が改まっているでしょうが…)JR各社で様々な催しがありましたが、中でもJR東日本にとっては、東北新幹線上越新幹線開業40周年、山形新幹線開業30周年、秋田新幹線長野新幹線開業25周年、東北新幹線 八戸延伸20周年という節目の年であり、まさに新幹線イヤーでした。そこで、JR東日本では管内の新幹線にちなんだ様々なキャンペーンを行っており、その一環で、「JRE POINT特典チケット」が約半額で発売されていました。

 

(那須塩原のあたりまで来ると、日が昇り雪もなくなりました!)

 

JRE POINT特典チケットとは、JREポイントを新幹線eチケットや在来線特急券と交換できるサービスです。新幹線eチケットに変換する場合、通常では 100 km まで2 ,160 ポイント、200 km まで 4,620 ポイント、400 km まで 7,940 ポイント、400 km からは 12,110 ポイントです。しかし、今回のキャンペーンでは、100 km まで 1,000 ポイント、200 km まで 2,300 ポイント、400 km まで 3,900 ポイント、400 km からは 6,000 ポイントと、半額以下で利用することができます。

 

東北新幹線那須塩原駅→仙台駅にひとっ飛び

 私は、えきねっとSUICAをよく利用する都合上、JREポイントが 2,300 ポイントとちょっとありましたので、那須塩原駅―仙台駅間 (194 km!) 東北新幹線を利用しようと考えました。前置きが長くなりましたが、そのために東京駅から東北新幹線に乗るのではなく、東北本線ではるばる那須塩原駅までやってきたわけです。

 

(那須塩原駅から東北新幹線=現代の東北本線に乗り換えです)

 

ちなみに、今回は週末パスを使っているので、新幹線の指定席特急券としてのみ新幹線eチケットを使っていますが、JRE POINT 特典チケットを新幹線eチケットに変換する場合、乗車券+指定席特急券として利用できます (那須塩原駅―仙台駅間は週末パスを利用していないといったほうが正しいです、わかりにくい表現ですいません…)JRE POINT 特典チケットを在来線の指定席特急券に変換する場合は、えきねっとチケットレスサービスに変換することになるので、別に乗車券が必要です (えきねっとチケットレスサービスは特急券のみで、乗車券はついていません。これもちょっとわかりにくいですね、すいません)

 

(郡山のあたりからは再び雪景色になりました)

 

 乗車するのは900那須塩原駅発のやまびこ125号です。E5系はかっこいいですね!ちなみに、この列車は東京駅を740に出発します。私が東京駅を出たのは6時前ですから、東京駅から新幹線を利用すれば1時間40分朝をゆっくり過ごすことができます。新幹線は速いですね…。この列車は仙台駅まで各駅に停車していきます。郡山駅を過ぎたあたりから、雪景色が濃くなってきて、すっかり東北という雰囲気になりました。暖かくて快適な新幹線から眺める雪景色は素晴らしいものです。車窓を楽しんでいるとあっという間に仙台駅に到着します。1005仙台駅着。

 

(仙台駅に到着!E5系はかっこいい!)