岩舟駅で降りて小ハイキング【休日おでかけパス境界駅の旅④】

両毛線岩舟駅で途中下車して周りを散策しました。ちょうど紅葉の時期で、ハイキングが楽しかったですね。

(背景が旅情を誘う岩舟駅駅名標)

 

岩舟駅周辺を散策

 岩舟駅佐野駅から1駅、6分の乗車です。両毛線は駅間が長いのが特徴です。もっと駅が多い時期もありましたが、複数の駅が廃止されてしまったそうです。また、佐野駅岩舟駅間は、両毛線では珍しい複線区間となっております。だからと言ってすれ違いが見られるわけではないのですが…。

 

(岩舟駅に入線する211系電車、よく見ると線路が2本あります)

 

 岩舟駅はこぢんまりとした駅で、当たり前のように無人駅でした。Google map によると「岩舟石の資料館」というのがあるそうなので、ここに行ってみることにします。事前のリサーチではノーチェックだったので、どんなところなのか気になります。外観は石造りで、二階建ての小屋のような建物に、かつてこの地域で盛んに採れた岩舟石についての展示がありました。すぐに見終わってしまい、次の電車まで1時間ここで時間をつぶすのは難しそうです…。無料で見せてくれるだけでもありがたいのですが。

 

(正面外観の石造りが見どころかもしれません)

 

 次の電車まで40分ほどだったのですが、近くの高勝寺まで行けそうなので行ってみることにしました。ここもノーチェックだったのですが、お寺までのハイキングコースからして、紅葉がきれいでした!

 

(途中の紅葉がきれい)

 

山道から参道の階段に出て、ひたすら階段を上ります。途中に見晴らし台のようなところがあり、ここから関東平野を一望することができました。ここからの眺めが岩舟周辺のハイライトと言えそうですね。

 

(関東平野を一望できる眺めは素晴らしい)

 

 見晴らし台から少し奥に行くと、三重塔が見えてきます。高勝寺の三重塔は栃木県の県指定文化財になっています。さらに少し行くと、仁王門や駐車場があり、こちら側が表参道で、私が来た階段のほうは裏参道にあたるようです。

 

(県指定文化財の三重塔)

 

お参りをして、電車の時間が迫っていたので、急いで階段を降り、岩舟駅に戻ります。上るときは「石の資料館」を経由したので途中から階段を上ったのですが、降りるときは最後まで降りると線路沿いに出て、岩舟駅まではすぐに着くことができました。

 

(山を下りて振り返ると「岩船山」の石碑がありました)

 

水戸線に乗り換えて下館駅

 岩舟駅1503発の列車に乗り、小山駅を目指します。栃木駅周辺までは田んぼの景色、栃木駅を過ぎると、思川を渡って小山駅に到着します、小山駅1523着、20分の道のりです。小山駅水戸線に乗り換えです。

 

(両毛線の田園風景)

 

ホームで待っていたのは首都圏でも見慣れているE531系、首都圏では15両編成ですが、水戸線では5両編成での運転です。車両によってロングシート車とボックスシート車があるので、ボックスシート車を選んで乗車しました。

 

(高性能通勤電車のE531系)

 

 1536小山駅発、この電車で下館駅を目指します。景色を楽しむのにはやはりボックスシートのほうがいいですね。水戸線のほうが、両毛線よりもこまめに停車するように感じられました。田園風景を眺めながら、約20分で下館駅に到着です、下館駅1558着。水戸線も全線にわたって単線であり、下館駅で列車の行き違いを行うようです。駅では小山駅行きの電車の案内もなされていました。

(鬼怒川を渡って少しすると下館駅に到着です)