日が傾いてきて秩父神社にお参りしました。参道を兼ねる番場通りは、秩父が銘仙でにぎわっていたころの名残をとどめていてレトロな雰囲気でした。最後に、「駅前温泉祭の湯」で疲れを癒して帰宅しました。
(帰りも Laview を利用)
・レトロな商店街を通って秩父神社へ
秩父銘仙館から秩父鉄道の線路に向けて歩き、線路をまたぐとすぐに番場通りという通りに出ます。番場通りは秩父神社への参道を兼ねていますが、昭和初期のレトロな雰囲気が感じられます。このあたりは、秩父銘仙の取引で栄えたそうで、その時の建物が多数残っています。通りを歩きながら写真を撮るだけでも絵になります。番場通りを通って秩父神社に向かいました。
(番場通りにはレトロな建物がたくさんありました)
秩父神社は、平安時代の創建で、現存する社殿は、戦国時代に武田信玄の手によって焼失したものを、江戸時代に徳川家康が再建したものです。そのためか、建築様式は江戸時代初期に確立された権現造りと呼ばれるもので、本殿、幣殿、拝殿が一体化した造りになっています。本殿の各部には、狩野派の名工である左甚五郎制作の彫刻が施されています。修復が施されているのか、とても色鮮やかでした。
(「つなぎの龍」、彫刻にはそれぞれ由来があるようです)
(「北辰の梟 (ふくろう)」)
・「祭の湯」で休憩して帰宅
秩父神社を後にし、西武秩父駅に戻ります。西武秩父駅併設の「駅前温泉祭の湯」で温泉に入り、旅の疲れを癒すことにしました。「祭の湯」には内湯も露天風呂も複数あり、アトラクション感覚 (?) で楽しむことができます。一日中歩いていたので、温泉が気持ちよかったです。温泉に浸かった後は、レストランで夕食を取りました。
(わらじカツ丼定食がうまい!)
秩父名物のわらじカツ丼定食をいただきました。昼食がこんにゃくだけだったので、すぐに食べられてしまいました。帰りの列車も、「Laview」で運転される特急「ちちぶ」号にしました。私鉄の有料特急は価格がリーズナブルなところがいいですね。西武秩父駅から所沢駅の特急料金は500円でした。ちなみに西武秩父駅―池袋駅の特急料金は710円です。所沢駅で新宿線に乗り換えて帰宅しました。
(Laview 車内、西武秩父駅にて。この後たくさんお客さんが乗ってきました)