箱根町港、または元箱根港からは、路線バスで箱根湯本まで戻ることができます。箱根湯本で温泉に入り、ロマンスカーで新宿に戻りました。
(青塗装のモハ1形106号)
・箱根湯本で温泉に入る
箱根町港、元箱根港から箱根湯本駅までは、国道1号線経由、または箱根新道経由でバスが出ており、いずれも箱根フリーパスで乗車することができます。所要時間はそれほど変わらないので、早く来た方に乗ればよいでしょう。私が利用したのは箱根新道経由でした。1日いろいろな乗り物に乗ったり徒歩で移動したりしたので疲れがたまって、バスではぐっすり眠ってしまいました。気が付くと箱根湯本駅前の道を走っていたので降りる準備をし、箱根湯本駅のバス停で下車します。
(「かっぱ天国」は箱根湯本駅の裏手、階段を登ったところにあります)
ここから「箱根湯本温泉かっぱ天国」というところに行きました。箱根湯本駅から徒歩3分です。箱根湯本駅の裏手にあります。こちらも箱根フリーパスの提示で、通常800円のところが1割引きの720円になります。この日は私のほかには誰もおらず、貸し切り状態で入浴することができました。露天風呂だけのこぢんまりとした温泉ですが、おかげさまでのんびりできました。
(お風呂は貸し切り状態でした)
1時間ほど長湯して、旅の疲れを癒し、「かっぱ天国」を後にします。「かっぱ天国」は箱根湯本駅の裏手にあるため、前の道から箱根登山電車を見ることができます。私も、箱根湯本駅に入線するアレグラ号を見ることができました。
(「かっぱ天国」に続く道からは箱根湯本駅を見下ろすことができます)
・ロマンスカーで新宿へ帰宅
箱根湯本駅からの帰りの電車もロマンスカーを利用しました。便は朝、新宿駅を出るときに18:89発の列車を指定してあります。箱根湯本駅に着くと、すでに私が乗る予定のロマンスカーGSEが入線していました。
また、向かい側には、箱根登山電車古参のモハ1形104号と106号、モハ2形の108号の3両編成がいました。モハ1形は1919年に登場しているので、すでに100年以上箱根登山鉄道で活躍していることになります。古参の箱根登山電車も、新型の小田急ロマンスカーGSEも、どちらもかっこいいですね。
今回は、新宿駅からロマンスカーに乗ったのにはじまり、移動も途中下車中の観光も楽しい、時間の無駄のない充実した旅行になりました。
(箱根登山電車の最古参編成)