2020年1月、「機動戦士ガンダムスタンプラリー あなたならできるわ。」に参加しました。東京駅からは総武線快速電車に乗り、秋葉原に出て昼食、その後、中央線に乗って代々木駅まで行き、代々木駅から山手線を時計回りに回りました。御徒町で折り返し、京浜東北線で赤羽まで行き、その後、埼京線と東北本線のスタンプを取りました。
(秋葉原駅のシャア)
・東京駅でグルメを堪能し、総武線快速電車へ
(有楽町駅は「ガンダム」でした。「ガンダム」じゃなくてアムロがしゃべってるんですよ)
山手線に復帰し、新橋駅、有楽町駅、東京駅と回ります。新橋駅はカミーユ・ビダン、有楽町駅はガンダム、東京駅はカイ・シデンとガンダム界のスターが続きます。東京駅では「飲むざくろの酢 ザクの絵柄入り」をいただきました。これは、今回のスタンプラリーとのコラボ商品で、1日限定30食ですが、普通に注文できました。今回のスタンプラリーでは、このような限定商品をいくつか注文しましたが、いずれも売り切れということはなく、無事に楽しむことができました。皆さんグルメラリーにまでは注目しないのでしょうか。JR東日本の需要予測が絶妙なのでしょうね。「飲むざくろの酢」はとても酸っぱいお味でした。スタンプラリーで疲れた体に浸みました。
(「飲むざくろの酢」。「赤」にちなんだメニューは辛いものやすっぱいものが多いです…)
東京駅からは総武線快速電車に乗って、新日本橋駅、馬喰町駅のスタンプを取ります。新日本橋駅のスタンプは「グフ」でした。総武線快速電車は運転間隔が広く、しかも不規則です。私が乗車したときは、20分近く開いていました。ここで、朝、大井町駅で買ったトルティーアを食べて、次の電車を待ちます。
(新日本橋駅は「グフ」。総武線快速で青い電車が走っていることと関係があるのでしょうか)
後で気づいたのですが、新日本橋駅―馬喰町駅間は徒歩10分強であり、歩いたほうが早かったようです。新日本橋駅や馬喰町駅は平日はとても静かで、これらの駅でも利用者のほとんどはスタンプラリー参加者でした。特に馬喰町駅ではスタンプ台に行列ができていました。また、馬喰町駅は、総武線各駅停車の浅草橋駅に近く、総武線快速電車の次の電車を待って錦糸町まで行って折り返すよりも早いです。
(新日本橋駅で電車を待っているとE255系電車が通過していきました。これのおかげで運転間隔が開いていたのか)
・秋葉原駅の「ドムつけ麺」で昼食、中央線を西へ進み、代々木から山手線を北へ
浅草橋駅は、成田空港に行く際、総武線から都営浅草線に乗り換えるときに使いますが、南側から入ったのは初めてです。駅の南側には屋形船の船着き場があったりして、下町情緒を漂わせます。
(突然漂う下町感、ぶらり途中下車の旅感…)
浅草橋駅から秋葉原駅に移動して、スタンプラリーに復帰します。秋葉原駅はシャア・アズナブルで、大きなポスターが掲げられていました。
(シャアに煽られた…)
秋葉原駅のエキナカで、「追撃!黒い三連星のドムつけ麺」をいただきました。こちらも1日限定30食です。ちょうど昼時ということもあってか、私以外にも何人か「ドムつけ麺」を頼んでいる方がいらっしゃいました。
(ドムつけ麺、モノアイがかわいいですね)
秋葉原駅からいったん山手線で神田駅を回り、そこから中央線で御茶ノ水駅、水道橋駅、飯田橋駅、市ヶ谷駅、四ツ谷駅と回ります。
(アーチがオシャレな水道橋駅)
昼下がりということもあり、この辺が最も人出が多く、スタンプ台の行列も長かったです。千駄ヶ谷駅では、東京オリンピックに向けてなのか、駅改良工事が行われており、新しいホームができていました。
(飯田橋駅はキュベレイでした。今回のスタンプラリーでは関係者のスタンプも一緒に宣伝されており、マニア心をくすぐります)
代々木駅のNewDays はゴール店舗になっています。ガンダムグッズがちょうど500円だったので1つ購入しました。代々木駅のスタンプは、さきほど第1次ネオジオン戦役時最強と紹介した「クィン・マンサ」です。
(代々木駅の柱に「クィン・マンサ」)
代々木駅からは、再び山手線に乗車し、高田馬場駅、目白駅と回ります。目白駅はマシュマー・セロで、駅員さんによってバラの飾り付けが行われていました。マシュマー・セロは、「機動戦士ガンダムZZ」で、ネオジオン軍の士官として登場します。ハマーン様からいただいたバラをコーティングして胸に挿し、大切に持っています。
(バラでコーティングされたマシュマー・セロ)
次の池袋駅は、「ベッカーズ」がゴール店舗になっており、ここでは「シャア専用タピオカ入りブラッドオレンジレモネード」をいただきました。レモネードの酸味が効いていました。
(レモネードの酸味とタピオカの甘みが絶妙です)
池袋駅のスタンプは「ν (ニュー) ガンダム」でした。「νガンダム」は装甲にサイコフレームを使った新型機で、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で主人公のアムロが乗っています。サイコフレームの開発にはネオジオンの技術が応用されており、元をたどれば、シャアがアムロと決着をつけるためにサイコフレームの技術を横流ししたのでした。
(池袋駅では、モビルスーツがアクシズを押しているところがジオラマで再現されていました)
池袋駅からも、山手線を時計回りに回ります。この辺で疲れが出てきました…。足が棒のようです。大塚駅、巣鴨駅、駒込駅と、山手線の運転間隔が狭いこともあり、サクサク進みます。田端駅で電車を降りて、後ろを振り返ると、今となっては珍しくなったE231系が停まっていました。どうやら、この電車に乗ってきたのですが、疲れていてE231系と気づかなかったようです。E231系は2020年1月で山手線から引退し、E235系の置き換えられます。この日の時点で、50編成中1編成しか生き残っていない珍しい車両なのでした。E231系は、総武線各駅停車に転属し、今後も活躍します。
(振り返るとE231系500番台がいました)
田町駅のスタンプは「バウ」でした。「バウ」はグレミー・トトの搭乗機です。アニメ的にはなかなか印象が薄いですが、スタンプラリーとして大丈夫なのでしょうか…。よく見るとかっこいいことは確かなのですが…。
(龍飛と書いて「バウ」と読むようです)
御徒町駅まで行って、京浜東北線で折り返し、王子駅に向かいます。王子駅のスタンプは「ジ・O」でした。「ジ・O」はパプテマス・シロッコが開発したモビルスーツで、見た目に似合わず高い機動性を誇ります。
(「ジ・O」と書いて「ジ・オ」と読みます。そのままか…)
「王子」が「ジ・O」なんて、洒落が効いていますね。王子駅もそのことをネタにして
いました。
(「ジ・O」がひっくり返って「O・ジ」…)
次の南十条駅はククルス・ドアンでした。ククルス・ドアンは、ジオン軍の脱走兵で、戦災孤児の面倒を見ています。映画版では全カットされているマイナーなキャラクターですが、今回のスタンプラリーには参加しています。「ククルス・ドアンの島」というガンダムのスピンオフ漫画があります。
(心優しいククルス・ドアン)
赤羽駅は「サザビー」でした。「サザビー」は、第2にネオジオン戦役の時にシャアが搭乗して、アムロの「νガンダム」と戦いました。真っ赤なモビルスーツで、こちらも赤羽駅だけに「サザビー」と洒落が効いています。京浜東北線の駅員さんは冗談が好きな方が多いようです。
(赤羽駅も気合が入っています)
赤羽駅からは埼京線に乗り換えて、十条駅、板橋駅を取ります。十条駅は、改札口とホームが直結している、なんとなく国鉄間の漂う駅舎でした。板橋駅のスタンプはエルピー・プルでした。エルピー・プルはさきほども触れましたが、ネオジオン軍によって作られたクローン人間です。なんとなく可愛げがあり、板橋駅ではプルの寝間着姿も見られました。
(私服姿のエルピー・プル)
(寝間着姿 (?) のエルピー・プル)
板橋駅で折り返して再び赤羽駅に行き、東北本線に乗り換えて、尾久駅に向かいます。尾久駅の時点で19時に近くなり、スタンプラリー参加者もだいぶ少なったようです。尾久駅のスタンプ台には私一人だけでした。長い行列もいやですが、一人だけというのも寂しいものです。
(尾久駅は「ミデア」、すでにスタンプラリー参加者は少なくなっていました)