「京急油壺マリンパークきっぷ」で品川→三崎口へ【京急油壺マリンパークきっぷ①】

京急油壺マリンパークきっぷは、品川から2000円で油壺マリンワールドを楽しめるお得なきっぷです。この切符は京急油壺マリンパーク開園50周年を記念して、2018年9月1日から11月25日までの期間限定で発売されており、似たようなきっぷに「みさきマグロきっぷ」があります。

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(京急2100形三崎口駅にて)

 

京急油壺マリンパークきっぷ

京急油壺マリンパークは2018年4月27日に開業50周年を迎えました。京急油壺マリンパークきっぷはこれを記念して、2018年9月1日から11月25日の期間限定で発売されたきっぷです。値段は品川始発で2000円 (横浜始発だと1660円)。品川―三崎口の往復乗車券、三崎口京急油壺マリンパークの往復バス乗車券、油壺マリンパークの入場券が付いています。品川から油壺マリンパークまで電車とバスで往復2400円ほど、油壺マリンパークの入場券が大人1700円なので、割引率50%以上!、かなりお得なきっぷだと言えます。

 

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(京急油壺マリンパークきっぷは品川―三崎口の往復乗車券、油壺マリンパークの入園引換券、往復バス乗車券の3枚つづりです)

 

品川から油壺マリンパークへ行くには、みさきマグロきっぷ (品川始発3500円) を利用するという手もあります。こちらは品川―三崎口までの往復乗車券、三崎口エリアのバスフリー乗車券、三崎口・三浦エリアの飲食店で使えるクーポン券、三崎口・三浦エリアの観光施設で使えるクーポン券がセットになっています。こちらもとてもお得です。また、京急油壺マリンパークきっぷは途中下車ができませんが、みさきマグロきっぷは往復共に途中下車ができるので、横浜などで寄り道することも可能です。

 

京急品川→三崎口

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(「2ドア」と書かれた表示のところに並べば2100形に乗車できます)

 

 京急品川から三崎口までは、京急電鉄の最上位種別である「特快」で1時間10分ほど、ロングシートでは少しつらい乗車時間です。京急はほとんどがロングシート車ですが、一部転換クロスシート車も走っています。2100形と呼ばれるグループです。京急2100形は8両編成で10編成、転換クロスシート車は2100形のみなので全体からみるとかなり貴重ですが、2100形は基本的に泉岳寺三崎口間の特快の運用に入ります。これは、京急と直通運転を行っている都営地下鉄が2ドア車両の乗り入れを認めていないためと、乗降の多い羽田空港方面には2ドアクロスシート車は適さないためです。したがって、平日朝夕の座席指定制有料列車である京急ウイング号などを除けば、運用が限定されてしまうのです (往時の阪急京都線の6300系に似ていますね)。三崎口行きの特快はおおむね20分おきに運転されており、私もこれを狙いました。

 

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(2100形を待っていたら京成電鉄の電車が入ってきました)

 

 9:08品川発。クロスシート車だと旅感があっていいですね。車窓も自然に視界に入り、十分に楽しむことができました。久里浜あたりで緊急停止して予定よりも少し遅れましたが、10:30には三崎口に到着しました。

 

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(赤い水玉模様のオシャレなクロスシート)